人材育成

新人事制度の定着化

当社の求める人材像

  • 戦略を牽引、確実に成果をあげるリーダー人材
  • 任された役割の実現に向け、部下に指示・支援できる管理職と専門性の高いスペシャリスト
  • 自らの仕事の課題を自律的に解決し、遂行する社員

これらの人材を育成するため、現場業務でのPDCA強化や、研修体系の整備を行っています。

また、ライオングループで働くすべての人に必要とされる価値観であり、仕事を進める上での共通の行動ルールである「L-Compass(エル・コンパス)」(ライオン行動の羅針盤)を策定し、経営ビジョンの実現に向けて業務を推進しています。

L-Compass Award の開催

「L-Compass」に基づく優れた行動やプロセスを現場に浸透し、競争優位創出に必要な組織学習能力向上を加速するため、2015年度より「L-Compass Award」を開始しました。
L-Compass Awardでは、ライオンで働く全ての従業員を対象とし、これまでに誰もやらなかった困難な課題への挑戦や、過去の慣習にとらわれず仕事のやり方を抜本的に変える行動などを、業績の大小に関わらず表彰します。2015年度は20チームを表彰し、優れた行動やプロセスを全社で共有しました。
今後も引き続き開催し、従業員の挑戦・創造する職場環境を整え、現場力の強化に努めます。

PDCAの実践と研修体系の整備

当社は新人事制度導入とあわせ、2013年に目標管理制度を改定しました。個々人が挑戦的な目標を設定し、上長とのコミュニケーションを通じて目標達成できるよう、PDCAを回す仕組みを強化しています。2015年はPDCAサイクルの浸透に注力し、2016年は個々の行動変容につながる施策強化と組織力強化に向けた「個」の強化を進めます。
研修体系では、人事制度に連動し、各階層での発揮能力を高めるための研修や、各職種における専門性を強化する研修を実施しています。また、将来のリーダー人材を育成するための研修も取り入れています。
さらに、研修のほかに、自発的なグループ研究成果を直接経営幹部に発表する「ライオンチャレンジカップイノベーション」などの自己啓発支援制度も継続的に行い、さまざまな能力開発の機会を提供しています。

主な研修制度一覧
  研修の狙い(目的)
階層別 マネジメント層 リーダー人材育成 経営者の視点・発想・行動深化、戦略構築、企業経営スキルの修得、メッセージ発信力の強化
新任G2 変化革新に必要な発想スキルとヒューマンマネジメントスキルの修得
新任G1 新任マネジメント層としての役割認識とマネジメント基礎知識・リーダーシップ、仮説提案型の業務課題解決方法の修得
成長期待層 主査昇格 主査に必要な発揮能力の向上とチームビルディングスキルの向上
主事昇格 主事に必要な発揮能力の向上と論理的な課題解決策と論理的な伝達方法の修得
主務昇格 主務に必要な発揮能力の向上と論理的な課題分析・解決策立案のフレームの修得
新入社員 社会人・ライオン社員としての基本知識・行動の修得
目的別 PDCA管理研修 チャレンジPDCAシートの目標設定の方法を共有化することで挑戦する風土の形成
機能別 マーケティング学習プログラム 将来のマーケティング部門の人材の育成
海外学会発表 帰国後修得した技術・知識を業務に活かすとともに、周囲への還元

機能別研修体系の整備

機能別研修においては、各職種における専門性強化に向けて施策を用意しています。2015年は、2014年に引き続き特にマーケティング部門において強化をはかりました。これまで各部門で活躍している人材からマーケティング部門の要員を配置してきましたが、さらなる強化に向けて、努力と学習を継続する熱意のある人材を発掘するプログラムを設計し運用しています。本プログラムでは、マーケティングの実務的な理論習得や消費者インサイト、競争戦略をふまえた企画設計の体系的な学習機会を提供するとともに、資質判定を行うことにより将来のマーケティング人材の育成を行っています。

グローバル人材の育成

2015年は、海外グループ会社の次世代マネジメント候補の育成プログラム「Lion Management Consortium 2015」を開催しました。海外各社から数名が、4月に東京で3日間、8月にシンガポールで4日間、11月に東京で3日間の研修を実施しました。
また、海外事業の量的成長に向けて、継続的にグローバル人材育成に取り組んでいます。2015年は、若手から中堅社員を対象とする「グローバル人材強化育成プログラム」を実施しました。

グローバル人材育成プログラム(シンガポール)

ライオンチャレンジカップイノベーション

2015年は、社員自らが、経営陣に「ライオンにとって夢のある提案」を伝えることができる「第1回LION CHALLENGE CUP - Innovation」を開催しました。この大会では、社員の自己啓発意識を高揚し、社会に貢献していく事業領域を突き詰め、全社の未来の大きな成長につなげる「革新的な提案」を導き出すことを目的としています。予選を突破したテーマは本選にて経営陣に提案内容をプレゼンテーションします。
2015年は、42件のエントリーのうち、ゴールド賞1チーム、シルバー賞1チーム、ブロンズ賞2チーム、審査員特別賞1チームが選出されました。