人権の尊重

当社は「ライオン企業行動憲章」において、「人権の尊重」、「全ての法律、国際ルール及びその精神の遵守」を定め、「行動指針」においては、児童労働や強制労働を認めないこと、機会均等な雇用と就業者に対する公正な処遇を行うことや、購入先における人権についても示しています。また、2009年に国連グローバル・コンパクトの10原則の支持を表明しています。

人権に関する方針の周知

当社は「ライオン企業行動憲章」およびそれに基づく「行動指針」において、人権尊重に関する方針を示しています。役員、グループ各社社員、従業員、派遣社員に対する企業行動憲章の周知については、年1回、e-ラーニング、あるいは文書による企業行動憲章の閲読と同意を行っています。また、企業行動憲章の浸透・定着状況を確認するアンケートも年1回行っています。

人権尊重を確保する仕組み(人権デューディリジェンス)

当社は、人権デューディリジェンスの視点で、バリューチェーンに沿って当社の活動の人権に対する影響を把握し、報告、是正、フォローする仕組みを充実させることが重要と考えています。

当社の人権に対する取り組みの全体像(国内・海外)

調達基本方針、ライオングループサプライヤーCSRガイドラインに基づく取り組み ホットラインの設置 RSPOの活動に参画 認証パーム油誘導体の継続購入 「ハラスメント防止宣言」を従業員に周知徹底 ホットラインの設置 環境方針のもとでの環境管理による汚染の予防や法規制の遵守 「製品マネジメント・システム」による安全と機能の徹底的な追求

海外グループ会社の取り組み

ライオンウイングスにおける
イスラム教徒の礼拝施設

当社は2013年に、海外グループ各社を訪問し、経営層へのインタビューや工場見学を通じて人権尊重への取り組み状況を把握しました。その結果、就労年齢に達していない従業員を雇用していないこと、ライオンウイングス(インドネシア)、ライオンエコケミカルズ(マレーシア)、サザンライオン(マレーシア)の各工場では、イスラム教徒に配慮した礼拝施設が設置されていることを確認することができました。また、移民労働者に対する差別的な扱いの報告事例が多い国・地域では、移民労働者とのコミュニケーションの不備が事業リスクとなりうることをグループ各社と共有し、対応を協議しました。2015年から、毎年海外グループ各社のCSR状況の確認を行っています。今後も、海外グループ各社の人権への取り組み状況の把握・改善に取り組みます。

ハラール認証の取り組み

当社の事業展開エリアには、マレーシアやインドネシアなど、多くのイスラム教徒が住む国や地域が含まれています。イスラム教徒の人々が安心して当社の製品を使用できるように、ハラール認証の取得に取組んでおり、口に含むハミガキから、ハンドソープ、ボディソープ、衣料用洗剤、柔軟剤など、さまざまな製品でハラール認証を推進しています。今後も、宗教や各国・地域の生活スタイルに配慮したものづくりに取り組んでいきます。
*ハラール:イスラム法において合法なもののこと

ハラール認証商品例

インドネシアで販売するSystemaハミガキ

マレーシアで販売しているShokubutsuボディソープ

インドネシアのハラール認証

マレーシアのハラール認証