衣類用はっ水剤「レインガード」の成分改良と表示の変更

衣類用「はっ水剤」は雨が衣類に染み込まないようガードする為に作られた噴霧式の製品です。ライオンの「レインガード」は1982年に発売し皆様からご愛用頂いております。

近年、生活習慣の多様化などで「スキーウエア」や「ソファ」の防水など使用場面が拡大したのに伴い、いろいろなメーカーから「はっ水剤」が発売され、1993年頃より「はっ水剤」による中毒事故が散発しました。厚生省・通産省ではこれらの事故を重視し、注意表示などの事故防止施策の指導がなされるよう になりました。

事故は、「はっ水剤」を車の中や狭い部屋、密閉した部屋などで大量に使用した為に、成分を大量に吸い込み事故が起きたものです。これらは、使用場所の他にスプレーの噴霧状態(霧の大きさや、衣類への付着状況など)や環境問題を契機とした「フロンガス」使用禁止による内容物変更などが大きな要因ともなっていました。

当社では、社内プロジェクトを作り、組成の見直しと表示の改良を行いました。下記に表示を示します。注意表示には「吸い込むと危険・必ず屋外で使用」と赤く大きく表示されています。これまで、この様な表示は「製品のマイナス因子」として「デメリット表示」と位置付けられていましたが、安全性を第一優先に考えた場合、不可欠な要因と判断し、お客様にわかりやすい「メリット表示」として明確に表示することにしました。

表示の改良ポイント

1.注意表示を変更「吸い込むと危険・必ず屋外で使用」

2.「使用法」と「使用上の注意」を大きく枠組みで表示

3.吸い込んだ場合の危険の程度、対処方法について表示

4.「吸い込むと危険」の絵表示をパッケージ表面に追加

注意事項を良く読んで、安全にご使用ください。