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プラスチックリサイクル促進に向けて幼少期からの環境教育を埼玉県と共同で実施
埼玉県私立幼稚園・認定こども園でライオン「ハブラシリサイクル」活動開始

2025年05月28日 サステナビリティ

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ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、プラスチックの資源循環を目的として、“ハブラシを捨てる”から“リサイクルする”習慣となるよう、「ハブラシリサイクル」活動による再資源化を推進しています 。
この度、2025年5月より、埼玉県サーキュラーエコノミー推進事業の一環として、埼玉県、公益社団法人全埼玉私立幼稚園連合会、株式会社コミュニティネットと共同で、埼玉県下の私立幼稚園・認定こども園において「ハブラシリサイクル」に取り組むこととなりました。 誰もが使うハブラシを通じて、幼少期から「健康」や「環境」について学び、体験する機会を提供していきます。本取り組みでは、産官学民が連携し、2025年は私立幼稚園・認定こども園10園から始め、2027年には埼玉県全域に拡大し、持続可能な未来の実現を目指します。

■取り組みの背景
当社は、オーラルヘルスケアのリーディングカンパニーとして、商品・サービスの提供だけでなく、長きにわたり、啓発活動や情報提供等を通じて、生活者の歯とお口の健康維持に取り組んでいます 。ハブラシリサイクルは2015年より実施している活動で、今年で10年の節目を迎えます。この活動 では、生活者向けプログラムや自治体との共創による取り組みを推進してきましたが 、この度、「健康・環境」や 「習慣づくり」を目的に、教育現場で実践することといたしました。ハブラシを通じて、幼少期から 「健康」習慣と「捨てない」習慣を身につけることで、人々の健康に対する意識を高め、 資源をリサイクルすることが“当たり前”となる、 健康・環境教育と体験を提供いたします。

■取り組み概要(令和7年度)
埼玉県私立幼稚園10園(川越市、越谷市、さいたま市、草加市)を対象に
・使用済みハブラシの回収
・健康(口腔衛生)・環境(資源循環)教育の提供
※紙芝居、ダンス動画、出張授業
・行動変容実態調査の実施

■ハブラシリサイクル活動への期待の声
(2024年11月29日全埼玉私立幼稚園PTA振興大会)
・素晴らしい活動だから子どもが通う園でも早く実施してほしい
・小学校でもやってほしい
・家族で環境のことが話せる機会となると思う

(2024年11月29日全埼玉私立幼稚園PTA振興大会の様子。
写真左:シンポジウム。右:ハブラシ回収の様子
(約8.7kg(約800本)のハブラシを回収しました。)

■今後の展望
本活動は、2025年に私立幼稚園・認定こども園10園から開始し、2027年には埼玉県全域へと段階的に拡大することを目指しています 。また、回収したハブラシは、質の高い再生樹脂にリサイクルするための技術開発や将来的な事業展開に向け活用いたします。

■参考:ハブラシリサイクル工程

【関連情報】
当社は、2019年6月に「LION Eco Challenge 2050」を目標に掲げ、脱炭素社会と資源循環型社会(プラスチックの高度な資源循環と持続可能な水使用)の実現に向けて企業活動を進めています。今後も、社会との共創およびリサイクル技術の革新を推進し、生活者の皆様とともに、人と地球の健やかな未来に貢献してまいります。

◆ライオンの「ハブラシリサイクル」活動
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/toothbrush-recycling/
◆長期環境目標「LION Eco Challenge 2050」
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/env/ecovision2020/#ecochallenge2050
◆資源循環
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/env/resources/activity01.php
◆ライオングループ プラスチック環境宣言
https://www.lion.co.jp/ja/company/governance/policies/plastics-environment.php

お問い合わせ窓口

報道関係の方 コーポレートコミュニケーションセンター TEL: 03-6739-3443

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