贈呈式の様子
15年目を迎えた「ライオン美らaction」の環境教育実践校認定書贈呈式が、5月7日(水)に那覇市内の八汐荘にて行われました。
贈呈式には2025年度の環境教育実践校に選ばれた県内の小中学校12校を代表して、那覇市立天久小学校、糸満市立潮平中学校の両学校校長が出席され、認定書と助成金(各校25万円)の目録が贈呈されました。
贈呈式、両学校校長による挨拶に続き、天久小学校、潮平中学校の生徒の皆さんが昨年度「環境教育実践校」として、元気いっぱいに報告しました。
認定校一覧
国頭(くにがみ)地区
伊是名村立 伊是名小学校
伊是名小学校は伊是名島の豊かな自然を活用し、環境保全や環境問題に対して主体的に関わる人材育成を目的に取り組みます。
参加生徒数 1年~6年生計83名 / 宜志富 勇 校長
目標
自然環境保全上の目標
- (低学年)生き物に触れ、自然と仲良くできる
- (中学年)自然や社会の環境に触れ、環境を守る大切さにきづく
- (高学年)自然と社会の環境に触れ、進んで環境を守り育てる
教育上の目標
- 自然に対する豊かな感受性や環境に対する関心を養う
- 自然保護や環境保全に対する人間の責任と役割を理解する
- 環境保全やより良い環境創造のために主体的に行動する実践的な態度を育てる
活動テーマ:
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 教材園を活用したサトウキビの植え付け、収穫、黒糖づくり
- 稲作農家の水田を活用した植え付けから収穫まで
- 縦割り班活動や伊是名島学習で環境に関わる活動
2:課題、現状をとらえるための活動
- サトウキビ収穫量、加工食品、価格などJA職員から現状把握と課題を聞く
- 稲作の収穫量や作付面積、後継者の育成などこちらもJA職員から現状把握と課題を聞く
3:解決方法を考える、知るための活動
- 製糖工場と水田見学
4:実践的活動に取り組むための活動
- サトウキビの品種改良で農家への利点や実際の収穫量と経費を比較して改善点を見出す。「これからの農家」について議論し考えを深める
- 稲作農家の課題解決に向け議論し考えを深め実践する
- 縦割り班でのさつまいも、ジャガイモの栽培も実践する
- 伊是名島学習会での活動で学ぶ
伊江村立 伊江中学校
伊江中学校は部活制が廃止となった中、生徒が主体的に環境活動に取り組みます。島には高等学校は無く、中学校を卒業すると親元を離れ「15の島立ち」を迎えます。生徒が自分の生まれ育った環境について理解を深めます。
参加生徒数:各学年より希望者2-3名 / 伊波 寿光 校長
目標
自然環境保全上の目標
- 島内における海岸に打ち寄せられるゴミの回収、分別
- 島内における植物の固有種の分布調査
- 校内に自生する植物の種類調査
- 校内緑化
教育上の目標
- 島内の自然環境について理解を深めること、海洋ゴミについて学ぶこと、これらを通して資源循環型社会について考え、行動する機会とする
- 校内における自然環境について考え校内の環境美化に寄与する態度を育てる
活動テーマ:
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
出前授業などを通して専門の講師から話を聞く
2:課題、現状をとらえるための活動
- 海洋ゴミの回収作業
- 地域を知るための植生調査
3:解決方法を考える、知るための活動
- レポートにまとめ報告
4:実践的活動に取り組むための活動
- 定期的な海洋ゴミの回収
- 校内美化のための花卉栽培
中頭(なかがみ)地区
恩納村立 安富祖小学校
恩納村安富祖地区にある豊かな自然(熱田ビーチ)保全に向け、SDGs の目標と環境教育を結び付けた活動に取り組むことで、児童の郷土愛や環境に関する意識を高め、「地域の環境問題に気づき、自分たちもできる持続可能な解決策を考え、実行する力」を育むことを目的に活動に取り組みます。
参加生徒数:5、6年生計29名 / 山内 久江 校長
目標
自然環境保全上の目標
- 恩納村安富祖地区(熱田ビーチ)の美しい海(ビーチ保全、サンゴやそこに住む生き物が過ごせる環境)を守る
教育上の目標
- 地域の環境問題に気づき、自分たちも出来る持続可能な解決策を考え、実行する力を育むことを目的とする
活動テーマ:
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
ビーチクリーン活動・浜下り
2:課題、現状をとらえるための活動
- 海に入り(シュノーケル)サンゴや生き物の現状を知る
- サンゴの育成に関わっている方からの講和(海の様子や現状を聞く)
- 海洋ゴミについての講和
- 赤土等流出について専門家に現状を聞く
3:解決方法を考える、知るための活動
- 解決に向けて取り組んでいる団体、専門家から話を聞く
- 図書資料やインターネットを活用して調べ、自分たちの生活との関わりについて考える
- 現地調査活動を通して自分たちができることについて考える
4:実践的活動に取り組むための活動
- ESDカレンダーの作成・SDGsパスポート
- 美しい海を守るためのサンゴ植え付け
- 美しい海を守るためのベチバー植え付け
- 資源の二次活用を体験するベチバーを使ったクラフトづくり
- 自分たちができることについて村長へプレゼンを行う
西原町立 西原南小学校
西原地域にある豊かな自然を保全し、次世代に引き継ぐとともに、児童生徒が自分なりの課題を持ち、課題解決に向けて探求し、実行していく力を育むことを目的とし活動に取り組みます。
参加生徒数:5年生66名 / 榮野川 活 校長
目標
自然環境保全上の目標
- 沖縄の美しい海を守る
- 地域の自然、環境を守る
教育上の目標
- 児童が主体的に課題を持ち、課題解決に向けて探求し、自分たちでできることを実践する力を身につける
活動テーマ:
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
「海と日本プロジェクト」に講師をお願いし、沖縄の海岸にあったゴミ、海の生き物の現状についての講和を聞く
2:課題、現状をとらえるための活動
- 沖縄県の海洋ゴミの量や種類をインターネットで調べたり、ビーチ管理の方にヒアリングしたりする
- 海の生き物の様子を書籍やインターネットで調べる
- ビーチクリーン活動に参加して、実際のゴミの様子を調べる
- 地域のゴミ拾い活動へ参加し、実態把握を行う
3:解決方法を考える、知るための活動
- 海洋ゴミがどこから来ているのか、なぜ増えているのかなど文献やインターネットで調べたことをグループでまとめ、発表し、自分たちの生活とのかかわりについて考える
- 自分たちが今後出来ることについて考える
4:実践的活動に取り組むための活動
- 家庭や学校で「暮らしのゴミを減らす」活動に取り組む。どうしたら習慣的にゴミを減らすことが出来るか、他の人にも実践してもらえるかを議論し、更にゴミを減らす活動を学校全体に広げていく
那覇(なは)地区
那覇市立 天久小学校
児童と地域の方々に自然の大切さや環境保全の大切さを伝えるため、校内の花壇づくりや校内の緑化活動に取り組んでいます。都心における花と緑の保全が、子どもたちの学びや地域の交流を深める貴重な機会とし、活動に取り組みます。
参加生徒数:743人 / 松永 智明 校長
目標
自然環境保全上の目標
- 都市部における緑化推進のため、学校の花壇に草花を植え、維持管理を行う
- PTCAと協力し、花壇や緑地の整備を通じて環境美化の向上を図る
教育上の目標
- 児童と地域の方々に植物の育成や自然環境の大切さを学ぶ機会を提供し、環境意識を高める
- 花や緑に関する学習活動を授業に取り入れ、理科や総合的な学習の時間と連携させる
活動テーマ:
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
校内で植えた花の花言葉やクイズを出している
2:課題、現状をとらえるための活動
今後植えたい花を調べ、校内の環境に適しているのか、計画的に管理できるか、を考えさえる
3:解決方法を考える、知るための活動
タブレット端末を活用し花について調べ、全自動対象に植えてみたい花のアンケートを取る
4:実践的活動に取り組むための活動
栽培委員会を主体とし、1人1鉢運動を実施
島尻(しまじり)地区
豊見城市立 伊良波小学校
豊見城市の豊かな自然環境に気づき、環境問題の解決に向け主体的に学び・考え・実践する力を育成するとともに、豊かな自然環境を次世代に引き継ぎます。
参加生徒数:2年生、5年生計160名 / 長尾 順子 校長
目標
自然環境保全上の目標
以下を通して豊見城市の豊かな自然環境を守る。(沖縄の美しい海を守る活動に発展させる。)
- 漫湖(河口干潟)の環境保全
- 三角池の環境保全
- 瀬長島の環境保全
- 沖縄の美しい海を守ろう(海岸清掃→サンゴ礁保全活動に広げる)
教育上の目標
- 豊かな自然環境に気づくとともに、環境保全のための課題(原因)を追究し、その解決策を考え「今、私たちにできること」実践する力を身につける
活動テーマ:
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
エネルギー・地球温暖化(脱炭素社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 専門家の講話(水鳥湿地センター、与根漁港、観光商業課、ゴーダック)
- 漫湖(干潟)調査
- 三角池調査
- 与根漁港調査(海洋体験)
- 瀬長島調査(資源活用、海岸清掃→サンゴ礁保全活動)
2:課題、現状をとらえるための活動
- 漫湖の生き物について書籍で調べ、実際に漫湖の干潟で生き物調査を行う。
- 水鳥湿地センター専門職員の講話を聞き、漫湖の環境保全について「今、私たちにできること」を協議・まとめ・発表し、実践する
- 三角池の生き物調査を実施後、書籍で生き物について調べる
- 与根漁港の職員の講話を聞き、「今、私たちにできる海の環境保全について考える(海洋体験で、海の中の姿を実際に見る)
- 豊見城市の観光商工課職員の講話(インタビュー)から、瀬長島の観光資源と環境保全について考え、「今、私たちにできること」を協議・まとめ・地域へ発信し実践する
3:解決方法を考える、知るための活動
- 豊かな自然環境を次世代に引き継ぐため、書籍で調べたり、講話を聞いたりして考える(協議・まとめ・発信・実践)
4:実践的活動に取り組むための活動
- 伊良波小SDGs 宣言(環境保全→EM 活用作り・活用)
- 学びの成果を保護者・地域へ発信する
- 海岸清掃
糸満市立 潮平中学校
過去2年間(令和5-6)のゴミ・清掃を踏まえつつ、今年度は再生可能エネルギーへの理解を追加して持続可能な社会構築に向け実行する力を育みます。
参加生徒数:3年生約100名、各学年の整備委員計10名程度 / 玉寄 兼明 校長
目標
自然環境保全上の目標
- 再生可能エネルギーの種類や仕組みを理解し省エネルギー意識を高める
- 地域の不法投棄清掃を介して生態系の保護の意識を高める
教育上の目標
- エネルギーの仕組みを理解し科学的思考力を育む
- 不法投棄の環境負荷や犯罪であることを理解し、リサイクルや適切な処分を知る
活動テーマ:
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
エネルギー・地球温暖化(脱炭素社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 脱炭素(電動工具)の課題を探る
- 学校周辺の不法投棄ごみの回収と分別
2:課題、現状をとらえるための活動
- 再生可能エネルギーの放送、掲示
- ごみ資源に係る放送、掲示
3:解決方法を考える、知るための活動
- インターネットを使った正しい情報の検索
- 不法投棄防止ポスター作製
4:実践的活動に取り組むための活動
- 再生可能エネルギー機器の設置(ソーラーライト)※整備委員
- 地域の史跡巡りと不法投棄回収(地域清掃)※3年生
宮古(みやこ)地区
宮古島市立 池間小中学校
池間島を囲む海岸線には、美しい砂浜やリーフが広がっています。また、池間島沖合には、国内最大の卓上サンゴが広がる八重千瀬(やびじ)があります。そこで、池間島が誇る自然豊かな海岸線や八重千瀬(やびじ)のサンゴ礁を含む生態系を保全するため、児童生徒が主体的に現状を調査し、課題(環境汚染や生態系の変化)を見つけ、その要因と解決策を協働しながら考え、実践できる力、そして島の内外に発信できる力を育成することを目的に取り組みます。
参加生徒数:小学1年~6年生、中学2年生計13名 / 下地 忠夫 校長
目標
自然環境保全上の目標
- 池間島の海岸線(砂浜やリーフ)の環境やそこに住む生き物の現状を知る
- 八重千瀬(やびじ)の環境や生態系の現状を知る
- サンゴやサンゴ礁に住む生物の生態を知る
- 八重千瀬(やびじ)の環境や生態系の現状を知る
- 池間島の海岸線の環境を守るための持続可能で具体的な方策を考え実践する
- 身近な自然(植物や動物)に親しみを持つ
教育上の目標
- 池間島の自然に親しみを持ち、郷土を愛する心を育む
- 身近な自然環境に興味・関心を持ち、環境問題に対して主体的に探究する力を身につける
- 自然環境保全に向けた持続可能な取り組み考え実践し、島内外に発信するできる力を身につける
活動テーマ:
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 池間島の歴史や自然環境の変化について池間自治体関係者から話を聞く
- 池間漁業協同組合にお願いし、サンゴや貝類など海に生きる生物の生態、池間島周辺のリーフ、八重千瀬(やびじ)について話を聞く
2:課題、現状をとらえるための活動
- 池間島周辺の海岸線や八重千瀬(やびじ)の環境や生態系の現状をとらえるために、池間自治会、池間漁業協同組合に協力を得て、池間島周辺のリーフ、八重千瀬(やびじ)の現地調査を行う
- 池間島の環境問題をとらえるため、池間島内で現地調査を行う。
- サンゴやサンゴ礁に住む生物の生態を研究するため、池間漁協組合に協力を得て、学校で飼育する。
3:解決方法を考える、知るための活動
- 現地調査からサンゴやサンゴ礁に住む生物の課題について共有し、文献調べや池間漁業協同組合やダイビング業者にヒアリングを行い、課題の要因について考える。
- サンゴやサンゴ礁に住む生物の生態を研究するため、池間漁協組合に協力を得て、学校で飼育する。
- 池間島周辺の海岸線や八重千瀬(やびじ)の環境の保全に向けた持続可能な取り組みについて考え、議論する。
4:実践的活動に取り組むための活動
- 池間島の自然環境保全に向けた持続可能な活動に取り組み、その成果について考察する。
①家庭・学校でできる取り組みを考え実践する
②環境保全に向けた地域での取り組みを考え、発信する
③ダイビングなどを行う観光客に向けて発信する
④地域クリーン活動と美化活動を実施する
宮古島市立 西辺中学校
西原地域にある豊かな自然(海洋資源等)を保全し、次世代に引き継ぐと共に、生徒の「自ら考え、判断し、ねばり強くやり遂げる力」「多様性や相手の立場を理解し、協力し合って共に活動する力」を育み、環境課題に対して自ら考え、解決に向けて主体的に行動し活動に取り組みます。
参加生徒数:1年~3年生計43名 / 与那覇 周作 校長
目標
自然環境保全上の目標
地域にある海浜の生物育成環境の見学、清掃活動、シャコ貝の放流・育成の観察を通して海洋自然環境の把握と今後の持続可能な社会への取組を考える共に、地域の清掃活動を実施し、地域のゴミ問題に関して考える機会とする。
教育上の目標
問題(課題)の原因を追及し、その解決策を考えて、自分たちでできることを実践する力を身につける。
活動テーマ:
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 地域でモズク・アーサの養殖を行っている漁師さんを招いて、養殖の現状や養殖における自然環境などの話を聞く
- 宮古島市の農林水産課海業センターとタイアップしてシャコ貝の放流、養殖を体験する
- 校内及び学校前の歩道での花の育成を行う
- 地域自治会と連携して、地域のゴミ問題の現状について調査を行う
- 学校区にある環境クリーンセンターの見学を行う
2:課題、現状をとらえるための活動
- ゴミ問題について、書籍やweb 等で調べる
- 地域の海浜等の見学(観察)を行い、ゴミの種類等についても把握する
- 地域の海洋資源等について、海業センターの見学を行う
3:解決方法を考える、知るための活動
- 調べたことや、見学したことをまとめ、生徒会を中心に全生徒で話し合いをもち、解決方法や、自分達ができることを考える。
4:実践的活動に取り組むための活動
- 生徒会を中心に、学校全体で資源ゴミの活用、ゴミを出さない工夫などについて話し合いをもち、話し合いの結果を地域へ情報発信する。また、家庭のゴミの種類の把握や、分別を行うことで、家庭でできる環境に優しいプロジェクトの推進を習慣化する。生徒会の美化専門員会を中心に地域海浜クリーン運動、地域のゴミ拾いプロジェクトの実施。海業センターの協力を得ながら、海洋生物の生態、環境との関わりについて学習会を行う。
八重山(やえやま)地区
石垣市立 富野小学校
本校の所在地である「富野・米原」地域の自然環境(海洋)を調査し, 現状を把握することで地域の資源(自然・水産・観光等)である海(水資源)について理解を深め, 豊かな自然を次世代へ繋げていこうとする課題・意識を育みます。
参加生徒数:1年~6年生計6名 / 伊舎堂 用右 校長
目標
自然環境保全上の目標
石垣島(沖縄)の海洋資源(コーラル・水生生物)を守り, 保全する
教育上の目標
石垣島(沖縄)に恵み(水産業, 観光業等)をもたらす地域の海洋について調査・探求することで海洋について興味・関心を育み, この海洋を持続可能な自然環境として活用するためにどのような方策があるか考え, 環境保全活動を行う
活動テーマ:
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
エネルギー・地球温暖化(脱炭素社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 潮間帯におけるコーラル(珊瑚)ウォッチと水生生物を継続的に定点観測し,生息する生物種や海洋環境の現状を把握する
- 海浜清掃を行い, 漂着物の特徴(種類やどこから来たか)を調べ, 現状の把握と課題と改善について探求する
2:課題、現状をとらえるための活動
- 生息するコーラル, 水生生物の種類や特徴を図書館の書籍や文献等で調べ, 経年比較を行い環境の変化について考察する
- 採集した漂着物の分析(種類, 国等)を行い, 流れた経路や今後の対策について考える
3:解決方法を考える、知るための活動
- 環境を保全するには, どのような方法があるか書籍や文献, 研究機関や研究者に相談しながら考える
- 自分たちや地域でどのようなことができるか考える
4:実践的活動に取り組むための活動
- 観光客や地域への呼びかけ(啓蒙活動)
- 他地域の児童・生徒との意見交流(国内・国外)
石垣市立 大本小学校
野鳥観察の活動を継続しながら、野鳥がいつまでも生息しやすい環境や石垣島の豊かな自然環境の保全に繋がる取り組みを行います。
参加生徒数:4年生、6年生計2名 / 與世山 操 校長
目標
自然環境保全上の目標
石垣島の野鳥の観察を通して、野鳥の保護や石垣島の自然環境保全に取り組む
教育上の目標
野鳥の観察の学習を通して、島に生息する野鳥や渡り鳥の魅力・調べた野鳥の現在の問題点を見つけ、自然環境の保全のために自分たちにできることは何かを考えて行動する力を育む
活動テーマ:
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
ごみ・資源(資源循環型社会)に関すること
エネルギー・地球温暖化(脱炭素社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 野鳥観察、木育教育、校内での栽培活動、クリーン活動
2:課題、現状をとらえるための活動
- 野鳥観察、野鳥の調べ学習、校内の樹木を調べる学習、作物の栽培
3:解決方法を考える、知るための活動
- 児童会活動や特別活動での話し合い活動、外部指導者による講話、他校との交流
4:実践的活動に取り組むための活動
- 野鳥アピールでの交通安全呼びかけ、野鳥観察の調べ学習をまとめ、学習成果発表会で発表する。野鳥観察結果の情報発信方法を考え実践する取り組み
石垣市立 川平中学校
石垣島の豊かな自然に関心を持ち、これを取り巻く環境問題の原因と解決策について主体的に考え、生涯にわたり環境保全活動を実践します。
参加生徒数:1年~3年生計23名 / 比嘉 正樹 校長
目標
自然環境保全上の目標
石垣島の美しいサンゴ礁を守る
教育上の目標
地域教育資源を活用した探究的な学習を通して、課題を追究し解決する力を身に付けるとともに、積極的に社会に参画しようとする態度を養う
活動テーマ:
自然・生命(自然調和型社会)に関すること
エネルギー・地球温暖化(脱炭素社会)に関すること
活動予定内容:
1:環境問題に関心を持つための活動
- 「わくわくサンゴ石垣島」によるセミナーの実施を予定(地域の伝統的な暮らしとサンゴ、サンゴ礁の関わりについて等)
- 前年度からの取組である「ごみ問題」とサンゴとの関係について調べる
2:課題、現状をとらえるための活動
- サンゴ礁の役割と現状、問題の原因等について文献やインターネット等で調べる
- コーラルウォッチング
3:解決方法を考える、知るための活動
- 問題を解決するための方法を文献やインターネット等を活用して調べる
- 問題を解決するための方法を考え、話し合い、新聞等にまとめる
- 「わくわくサンゴ石垣島」によるセミナーの実施
4:実践的活動に取り組むための活動
- 学んだことをプレゼンテーション資料にまとめ学校行事等で発表し、地域に発信する
- ビーチクリーン活動を継続して取り組む
- 節電、節水を呼び掛けるポスターづくりと掲示
- 学校に係る光熱費の見える化。過去・現在の光熱費を知り、これからの光熱費使用の目標を立てる。エネルギー節約のためにできることを話し合い、省エネルギーに向けて学校全体で取り組む