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トップメッセージ

より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)

ライオンは、1891年の創業以来、より良い習慣づくりを通じて人々のくらしに寄り添ってきました。私たちの製品は、歯みがきや洗濯、掃除など、人々の何気ない日常生活の中にあります。こうした日常の行為を、より健やかで心地よいものへと変えていくことが、私たちの事業の原点であるとともに、中心を成すものでもあります。
例えば、正しい歯みがき習慣の定着や、より機能性の高い製品を使うことで、いつまでも健康な歯で食事を楽しめるようになります。家事を効率化できれば、家族団らんの時間をより多く生むことができます。こうした前向きな変化の積み重ねによって人々の毎日に貢献することこそ、ライオンのパーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」であり、130年以上にわたり受け継がれてきた精神です。

当社はその精神を大切にしながら事業を営んでまいりましたが、当社を取り巻く事業環境は常に変化し、近年はその複雑さが一層増しています。例えば、地球規模での環境問題への対応においては、企業単位での取り組みのみならず、日々のくらしの中でできる節水や節電、資源の有効活用といった社会全体の習慣の変容が求められています。グローバルな視点でみると、当社が事業を展開する北東アジアでは、高齢化の進展にともなう医療費の増加、東南・南アジアでは経済発展の段階に応じた健康・衛生習慣の整備など、社会課題は国・地域ごとに多様化しています。

こうした多様で複雑な社会課題と向き合い、持続的に社会価値と経済価値を創出していくために、パーパスを経営の軸に据え、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」という経営ビジョンを掲げています。そして、その実現に向け、中長期経営戦略フレーム「Vision2030」を策定し、さまざまな事業活動を展開しています。

「より良い習慣づくり」は、社会課題の解決と経済価値の創出を両立させる活動であり、その積み重ねがサステナブルな企業価値の向上につながると考えています。より良い習慣づくりを通じて社会課題の解決にアプローチするという、当社ならではのユニークネスを最大限に発揮し、その取り組みの領域を日本にとどまらずアジアを中心に広げていくことで、持続的な成長の実現と、サステナブルな社会への貢献を目指してまいります。

代表取締役兼社長執行役員

竹森 征之