ライオンは、相互の理解と信頼に基づく健全な労使関係の推進と、会社ならびに労働組合の社会的使命と責任の自覚のもとで、ライオン企業行動憲章を遵守し、相協力して社業の発展と組合員の労働条件の維持向上を図ることを目的として、労働組合と労働協約を締結しています。
その中で、会社は組合員の正当な組合活動の自由を認め、これを理由として不利益な取り扱いをしないことや、会社と組合は、対等な立場で協議するために、労使協議会を設け、定期開催することを定めています。
当社ではユニオン・ショップ制*を採用し、労使協議会での経営状況の報告や職場環境についての意見交換等労使で積極的に活動し、健全な労使関係の維持・向上に努めています。また、海外グループ会社においても、労使協議会等を通じて、よりよい職場環境の実現に向けて従業員と経営のコミュニケーションを積極的に図り、健全な労使関係の構築・維持に努めています。
*労働者が会社に雇用された際に、特定の労働組合の組合員になることが条件である労働協約。
当社の労働組合は、組合員の幸せを追求することを使命とし、労働環境と生活の質の維持・改善や安心できる未来のために一人ひとりの自律的成長に貢献したいと考えています。また、当組合の活動を通じて、組合員の働きがいを向上させることで、会社の発展と成長にも貢献していきたいと考えています。使命と活動理念の実現に向けて、労働組合中期VISIONを掲げて取り組んでいます。
労働組合、会社ともに目指す目標は同じく、「従業員の幸せ実現」と「社業の発展」です。互いの目標を実現させるべく、協力や議論を行っています。(図1)
労働組合は、中央執行委員で構成される本部、11支部の組合員により構成されています。(図2)
本部では中央執行委員会を年間で約20回、中央労使協議会を隔月実施し、また各支部においても支部執行委員会、地区労使協議会を毎月実施する等、雇用賃金労働条件等の労使交渉だけでなく、組合員の幸せを追求するため、労使協調して、よりよい会社をつくるべく活動を行っています。
また、労働組合としての最高決議機関である組合大会では、代議員制ではなく、組合員全員投票制を敷いています。労働組合の総意として審議を行い、組合員の声を会社に届けています。
2025年8月より、労働組合が『目指す幸せのカタチ』として組合VISIONを刷新しました。個人が自らの意思で生き方を描く時代へと変化する中で、組合員一人ひとりの主体性を引き出す新たな目指す姿として、組合 VISION2030「自分らしく、彩り豊かな人生を」を策定しました。これは、組合員が自らの幸福に目を向け、生き方を自律的に描きながら前向きに生きることを目指す組織の羅針盤となります。
【自分らしく】
組合員一人ひとりが、自己理解を深め、それぞれの好きや興味を追い求め、誰かと比べるのではなく、内発的な動機付けで主体的に活動している状態
【彩り豊かな】
多様な価値観を承認し合い、一人ひとりが尊重される環境の中で、仕事だけでなく、家族、趣味など多様な時間の使い方や選択肢を持っている状態
【人生を】
日々の浮き沈みに左右されることなく、価値観に根ざした持続的な幸福で満たされている状態
“一人ひとりが、自分らしい「幸せの形」を思い描けるように”との思いを込めました。

| 指標 | 対象 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 労働組合、労使協議会等、従業員と経営が協議する仕組みがある法人割合(%) | ライオングループ全体 | 86.4% | 86.4% | 86.4% | 86.4% | 86.4% |
| 上記加入従業員比率(%) | 単体+出向者 | 77.9% | 65.9% | 62.6% | 60.6% | 59.9% |
| ライオングループ全体 | 75.1% | 72.9% | 71.3% | 70.5% | 80.6% |
今後もより良い労使関係構築に向けて、取り組みを進めます。