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日本チェーンドラッグストア協会サーキュラーエコノミープロジェクトで使用済み包装容器由来の再生プラスチックを一部に使用した買い物カゴを製作しました

2023年08月28日 環境コミュニケーション

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みなさん、こんにちは。

サステナビリティ推進部の「エヌ」です。

 

ライオンは、持続可能な環境と社会の実現に向けて、2050年までの長期環境目標「LION Eco Challenge 2050」を掲げて事業活動を行っていますが、その中でプラスチックの高度な資源循環に取り組んでいます。

 

活動の一つとして一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会会員企業と主要日用品メーカーによる推進協議会が実施する、使用済み包装容器の回収におけるプラットフォーム構築に向けた実証実験に参加しています。


※1 2022年6月14日発表資料:日本チェーンドラッグストア協会サーキュラーエコノミープロジェクト

使用済み包装容器の回収プラットフォーム構築に向けた実証実験に参加

https://www.lion.co.jp/ja/news/2022/3934

 

この度、回収した使用済み包装容器由来の再生プラスチックを一部に使用した再生品として、買い物カゴを製作しました!

製作した買い物カゴ

製作した買い物カゴ

今回の実証実験は、神奈川県横浜市内のドラッグストア31店舗にプラスチック容器や詰め替えパウチなど使用済みの包装容器を回収するボックスを設置し、2022年6月30日から行ってきました。

 

開始から1年で約200㎏が集まり、回収したものから再生された材料を用いて、買い物カゴを2,000個製作しました。

買い物カゴの全体の材料のうち再生プラスチックは5%2配合されています。

 

※2 再生プラスチックを利用する場合の強度を考慮した一般的な配合率

製作した買い物カゴは、8月中旬以降、実証実験に参加したドラッグストア企業において利用されています。

また、2023年8月18日~20日に東京ビッグサイトで開催された「第23回JAPANドラッグストアショー」のテーマブースでも実証実験の報告と共に展示されました。

JAPANドラッグストアショーでの展示

JAPANドラッグストアショーでの展示

この取り組みは、流通企業のみなさんとの共同プロジェクトとして回収した使用済み包装容器を、店舗で使用する物品へ再生することを目指しています。

 

今後も環境課題へ意欲的に挑む社会の一員として、生活者のみなさんとも脱炭素・資源循環型社会の実現に貢献していきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします!

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