みなさま、こんにちは。
サステナビリティ部門で資源循環を担当している「このみのこ」です。
みなさま、こんにちは。
サステナビリティ部門で資源循環を担当している「このみのこ」です。
ライオンは、プラスチックの資源循環を促進するため、“ハブラシを捨てる”から“リサイクルする”習慣への変革を推進する「ハブラシリサイクル」活動を展開しています。
2025年5月より、埼玉県サーキュラーエコノミー推進・産官学民の取り組みとして、埼玉県の私立幼稚園等において、幼少期から「健康習慣」「捨てない習慣」を学び、身に付けてもらうことを目的に「ハブラシリサイクル」を推進しています。
サーキュラーエコノミーを推進するには、様々な立場の方と一緒になって進めていかなければ、実現はできません。
この取り組みにおいては、下記の4つの組織がそれぞれの役割を担い、一体となって、サーキュラーエコノミー推進と環境教育を実践します。
・埼玉県環境部資源循環推進課:サーキュラーエコノミー推進
・全埼玉私立幼稚園連合会:埼玉県私立幼稚園等への環境プログラム促進
・(株)コミュニティネット:埼玉県私立幼稚園等へ環境教育の提供
・ライオン(株):お口の健康とハブラシリサイクルの促進
2025年度は10園からスタートし、2027年度には埼玉県全域へと拡大し、産官学民の連携により持続可能な未来の実現を目指します。
4つの組織で取り組みを推進します
2025年9月17日、この一環として埼玉県さいたま市の私立幼稚園「双恵学園・双恵幼稚園」にて、「おくちの健康習慣と環境教育」の出張授業(約30分間)を開催しました。
子供たちの興味や関心を持った経験や楽しかった経験から「健康習慣」「捨てない習慣」に繋がっていけばいいなという思いで、私たちは二つのコンテンツを制作しました。
【コンテンツの内容】
①物語とクイズを組み合わせた紙芝居
■歯にもそれぞれ役割(噛む・すり潰す等)がある
■ハブラシもペットボトルのようにリサイクルできる
②理学療法士監修のダンス動画
■姿勢改善に繋がる身体の動かし方
■使用済みハブラシをリサイクルすることの大切さ
当日は年少から年長までの園児約150人と教員約10人に対して、こちらの紙芝居とダンスのコンテンツを実施しました。
クイズも交えた紙芝居では、ハブラシを定期的に交換することで歯の健康維持に繋がることを知ってもらいました。
そのあとは、健康な歯で美味しい食事をするための正しい姿勢を身につけることができ、且つ動物たちの動きやリサイクルマークの動きを取り入れたダンスを皆で踊りました。みなさん、楽しそうにダンスをしてくれて、頑張って制作した甲斐があり、喜びもひとしおでした。
真剣な眼差しで紙芝居を見てくれました
みんなで楽しくダンスしました
本活動の趣旨と実施状況をより多くの方々にご理解いただくため、また今後拡大予定の埼玉県内の私立幼稚園や認定こども園に広く認知していただくため、TVや新聞等のメディア計7社の方々に取材をしていただきました。
インタビューを受けた各団体の代表者は各々の立場から取組みの目的や概要を説明し、その様子は早いメディアでは当日の夕方に報道されました。
インタビューを受ける様子
ハブラシ回収ボックスに投函する園児たち
幼い頃から、資源を大切に使うこと、また、使い終わった資源を再利用することが“当たり前”≒“習慣化”になれば良いと思います。
園児の学びを通じて家族でリサイクル活動に参加いただき、協力いただく園の拡大に繋げたいと思います。
今回の取組みにご協力いただいた関係者の方々に感謝しつつ、今後も持続可能な循環型社会の実現に向けて努力して参ります。
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