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大阪市福島区で実施された【のだふじ巡り2022】に参加しました

2022年05月16日 生物多様性

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みなさん、はじめまして。
大阪オフィス総務室の植田です。

 

大阪オフィスでは、生物多様性保全活動の一環として大阪市福島区が藤の花の盛花期である毎年4月に行っている「のだふじ巡り」というイベントに協力しています。

 

「のだふじ」は、大阪市福島区の「区花」として2009年に制定されました。
「のだふじ巡り」は2022年4月9日(土)から4月23日(土)まで開催され、4月16日(土)に行われた「のだふじウォッチングスタンプラリー」(のだふじの会・大阪福島ライオンズクラブ主催)に大阪オフィスも参加しました。

 

大阪オフィスは参加を開始した2017年当時、大阪市福島区に所在しており、以来、毎年参加していましたが、2020年・2021年のコロナ禍の中止を挟み、今年は3年ぶりの参加となりました。

  • 大阪市福島区役所

    大阪市福島区役所

  • 阪神電鉄野田駅前

    阪神電鉄野田駅前

「野田藤」(歴史上語り継がれてきた名称は漢字を使用)についての古い記録は、南北朝時代(室町時代)の1364年(貞治3年)、二代将軍足利義詮が住吉詣での途中に野田の藤を見物したことが「義詮住吉詣」に記録されています。
また、安土桃山時代の1594年(文禄3年)には豊臣秀吉が多くの家臣を伴って藤見物に訪れたと伝えられています。

  • 鷺洲中公園

    鷺洲中公園

  • 下福島公園

    下福島公園

「野田藤」はその後の大阪冬の陣で焼失しましたが、江戸時代(元禄年間)に復興したことが、日本で最初に出版された園芸辞典である「花壇地錦抄」に記載されています。
その後、昭和期の太平洋戦争時、大阪大空襲によってその殆どが廃れましたが、1971年から有志により再生が始められ、今年は28箇所で開花の様子が見られるようになりました。

  • 妙寿寺

    妙寿寺

  • ゴール(了徳院)で「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」をお渡ししました

    ゴール(了徳院)で
    「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」をお渡ししました

4月16日のスタンプラリーには120名前後の方々が参加されました。
このスタンプラリーでは、事務局厳選の鑑賞場所を回遊し、最大5kmの徒歩コースを約2時間掛けて歩きます。

 

スタート前には、のだふじの会 森本事務局長から参加者の方々に向け、ゴール地点で当社が提供する『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ』を、帰宅後すぐにご使用頂き、ご自身で感染防止行動をご徹底頂くよう奨励いただきました。

 

「のだふじ」の盛花期は毎年4月初旬~中旬(およそ10日前後)と大変短い期間です。
福島区では数年前から下福島公園という場所を中心に鑑賞スポットを整備されました。
今年はもう終わってしまいましたが、今後4月の時期にお近くへお越しの際は、お立ち寄り頂くことをお勧めします。

 

大阪オフィスでは、「伝統の復興への寄与」という誇りをもって活動しています。
お近くの方には是非一度ご参加いただけましたら嬉しいです。

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