明石市×LION「Kaji×Kajiハッピーシェア！セミナー」第2弾開催

みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「すーちゃん」です。

明石市は、日本の標準時子午線（東経135度）が通る市で、駅前の「魚の棚商店街」には新鮮な魚や明石焼のお店など、おいしいものがたくさんあります。
最近では「子育てしやすいまち」としても有名で、子育て支援が大変充実しています。
ライオンはこの明石市にハミガキやハブラシを製造する工場があり、大変ご縁が深いまちになります。

そんな明石市とライオンは昨年の10月に「ジェンダー平等推進に関する連携協定」を締結し、その取り組みの１つとして、2023年3月4日に第2回目となる「Kaji×Kaji（カジカジ）ハッピーシェア！セミナー」を開催しました。

日本では家庭の家事分担はまだまだ女性に偏りがちです。
「Kaji×Kajiハッピーシェア！セミナー」はパートナーや子どもと暮らす家庭の中で「家事」をシェアすることで、日々の生活をハッピーに過ごしていただく手助けをしたいという思いで実施しているセミナーです。

そのため、テクニックやノウハウを伝える単なる家事セミナーではなく、パートナーとの家事ギャップを理解するためのセミナーや、褒めることによるコミュニケーションのテクニックの伝授などをセットで行っています。

特に今回のセミナーでは実践的な家事シェアのワークショップとして、子どもと一緒に出来るお洗濯のシェアを体験してもらいました。

子どもたちには洗濯物を干す前の「ふりさばき」や、洗濯物の中の靴下のペア探し、下敷きなどのプラスチック板を使ったTシャツたたみなど、元気にお洗濯のお手伝いをしてもらいました。
講師のライオンお洗濯マイスターの大貫さんによると、タオルなどの洗濯物は脱水後、干す前に５～10回程度大きく空中で振りさばくと、水が散って、洗濯によりタオルに含まれた水分が約8％程度少なくなり、それだけで1時間も早く乾くとのこと。
みなさんも、洗濯ものを干す時に実践してみてはいかがでしょうか。

また、今回は多くの方に親子で参加していただきましたが、セミナーの前半の家事ギャップの理解や、コミュニケーションセミナーの時間は、参加者のみなさんにしっかり聞いていただけるように、別室で子ども向けの工作プログラムも実施。
子どもたちはプラ板作りやデコハブラシ作りに取り組み、後半では親子でワークショップと、子どもも大人も楽しめるセミナーが出来ました。

セミナーの実施に当たっては、明石市の職員の皆様にも託児や子どもコーナーを運営していただくなど、大変お世話になりました。

ライオンではこうした取り組みを各地の自治体とともに行ってきました。
これまでに築いてきた家事シェアのノウハウに新しい試みも加えながら、今後も明石市と共に、ジェンダー平等の推進と地域の活性化に貢献してまいります。