戦いは店頭で、課題解決は協働で！～ライバル企業と合同研修実施～

みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「ハト」です。

ライオンは洗剤やボディソープ、ハンドソープなどのつめかえ用パックを、再びつめかえ用パックにする水平リサイクルを目指して、同業の花王さんと一緒にリサイクリエーションという取り組みを進めています。
しかし、まだまだ実験の段階なので生活者の皆さんに広く知れ渡っておらず、また、使用済みのつめかえパックは洗ってから回収ボックスへ、などのルールも徹底しきれていません。
時には回収ボックスに異物が混入していることもあります。

そこで、花王さんのグループ企業であるKCMK(花王グループカスタマーマーケティング)さんとライオンの新入社員がリサイクリエーションをテーマに合同で研修を行い、この活動の認知度を上げるためにはどうしたら良いか、使用済みつめかえパックをきれいに洗ってもらうためにはどうしたら良いか、などをグループで話し合い、解決のためのアイデア出しを行いました。

グループはKCMKさんとライオンの混成でしたが、自己紹介のセッションから大盛り上がりで、あっという間にグループ内のコミュニケーションが図れたようでした。

先ず初日にはKCMKさんとライオンのサステナビリティに関する取り組みの説明があり、お互いの企業について理解を深めました。
次に実際に使用済みつめかえパックを回収している店舗を見学し、現場での状況確認を行いました。

二日目は実際の回収物を前に、きれいに洗われていないもの、異物などを確認しました。
また、使用済みつめかえパックから作られたブロックを手にとりながら、市民との協力についてアイデア出しも行いました。

最後のセッションでは、前日からの講義や見学、回収物確認を踏まえて課題を抽出、解決に向けたディスカッションを行い、グループごとに発表。
ユニークでワクワクするアイデアがたくさん出てきました。

競合他社の方と、通常の業務ではなかなかここまでの意見交換は難しいものです。
参加した社員は「自社内とは違う新しい視点に出会えて、非常に刺激になりましたし、勉強になりました。」と感想を教えてくれました。

これからの営業活動や、将来異なる職種の仕事に携わることになっても今回の経験がきっと役立つものと確信しました。