みなさん、こんにちは。
研究開発部門で社会貢献活動を担当している「さささん」です。
2026年10月29日 研究所の活動
みなさん、こんにちは。
研究開発部門で社会貢献活動を担当している「さささん」です。
2026年7月4日、宮城県仙台市の東北大学工学部サイエンスキャンパスホールにて、小中学生を対象とした「ライオン実験教室〜汚れを落とすサイエンスを知ろう〜」を行いました。
ライオンの平井研究所は、東北大学と学会などの交流を経て、「サイエンスキャンパス」に協力させていただきました。
この「サイエンスキャンパス」とは、東北大学が企業や諸団体と協力して、主に近隣市民へ社会貢献活動の一環として行っており、今年で3回目の開催となります。
毎年参加希望が多いため2025年からは、午前・午後の2回開催と開催時間帯を増やすほど盛況ぶりです。
当日ライオンからは2名講師役として出席し、東北大学の学生さんにも実際の実験中の安全面補佐をして頂きました。
はじめに、会社紹介と当社のSDGsへの取り組みなどを紹介しました。
一般的に化学系洗剤製品でよく使用される「界面活性剤」という聞き慣れない言葉に親しみを持てるように、
「石鹸の始まりは?」
「昔はどんなもので洗っていたの?」
などのクイズを行いました。
クイズを行うことにより、この授業イベントに対する関心が高まったようです。
さらに、江戸時代以前に民間の間で洗浄に使われていた植物「ムクロジ」の実から剥いだ皮を水の入った瓶に入れ、子供達に振ってもらうと、泡立つ様子に歓声が上がっていました。

SDGsへの取り組みを紹介
講師担当ライオンの研究員が界面活性剤の働きについて説明をしてから、いよいよ実験のスタートです。
今回は全員が一人で実験を行う形式で、東北大学の学生さんによる安全面配慮の補佐をうけつつ界面活性剤に関する 4種類の実験を行いました。
参加した小中学生らは工程が進むにつれて、洗剤の働きや仕組みに驚く様子や、実験結果から得られた化学反応が想定と異なっていたため、残念がる様子も見受けられました。
続いて、界面活性剤と深い関わりのある泡に関する実験です。
子供達には架空のシャボン玉メーカーの研究員を担当してもらい、「割れにくいシャボン玉液」の開発に取り組みました。泡の膜の仕組みを学んだうえで、どうしたら泡が割れにくくなるのか仮説を設定し、一人一人オリジナルのシャボン液を製作、洗剤を薄めただけのシャボン液と性能を比較しました。
この1日体験によって、想定通りに実践できた、これは予想と異なっていた、など原因と結果、考察を経て現象の実体を理解し、そこから一般化された法則、真理を探究する「研究活動」を体験いただけたと思います。
実験教室後の参加者アンケートでは、「洗剤のいろいろな仕組みをよく知ることができた」、「もともと理科は好きですが、今回の実験でもっと興味がわいた」といった大変好意的な感想が寄せられました。
身近な「洗浄」や「泡」の実験を通して、化学の面白さを体感することができたようです。
また、本教室は保護者も会場の近くで観覧して頂きました。
アンケート回答において保護者の方からは「大変わかりやすく、おもしろかったです。仮説を立て想像と工夫し、自らの考えで実験することは本人に良い経験でした」「SDGs達成を目指した製品の説明など興味深かったです」など多くの反響をいただきました。
今後も社会貢献活動を通じ、青少年へ研究活動の面白さ、奥深さを伝えていきたいと思います。
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