「ライオン山梨の森Ⅱ」で新入社員研修を行いました

みなさん、こんにちは。

サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「イトウ」です。

ライオングループに入社した新入社員は、4月から新入社員研修に取組んでいます。

5月7日～9日は、サステナビリティ推進部が担当し、ライオンのサステナビリティに関する研修を行いました。

座学講義と森林整備体験研修を組み合わせた研修です。

7日は、当部の4名が講師となり、対面形式の座学講義を実施しました。

当社におけるサステナビリティの考え方や、環境・社会に対する様々な取組み、そして「ライオン山梨の森」の活動などについて説明しました。

「ライオン山梨の森」に関する講義の中では、森林整備活動の目的、水を大切にする習慣づくりと森林整備活動の繋がりを伝え、社員向け研修と同様の「農業用水路見学」と「遊歩道整備」を行うことを説明しました。

講義に加えて、実体験に基づく経験を通して、当社のかかげるサステナビリティ目標を学ぶことで、新入社員の環境意識を高めてもらうことが大きな目的です。

8～9日は、新入社員は半数ずつ2日に分かれて、山梨市にある「ライオン山梨の森Ⅱ」での森林整備体験研修を行いました。

8日は雲一つない晴天に恵まれ、9日は少し曇りだったものの、両日ともに活動しやすい天候でした。

活動前に、ライオン⼭梨の森Ⅱ近くにある農業用水路「西保堰第四号隧道（にしぶぜきだいよんごうずいどう）」を見学し、研修で整備するライオン山梨の森Ⅱやその周辺の森林で蓄えられる水が、どのように地域の生活に関わっているかを学びました。

今回は、午前午後ともに4～5人1組に分かれて、遊歩道づくりを行いました。

担当エリアへの移動時に、今まで研修に参加した先輩社員たちが整備してきた遊歩道を実際に通ることで、今日の整備のゴールのイメージを持ちました。

座学では想像できていなかった「遊歩道づくり」の理解が深まり、「先輩社員には負けないぞ！」と新入社員のやる気も高まっていました。

新入社員は、慣れない道具や作業を前にして、技術指導者から道具の使い方や作業のコツを熱心に学んでいました。

実際に自分で手を動かすことによって、森林整備の難しさや水源保全の大変さを実感できたようです。

また、技術指導者の道具の扱いを目の当たりにし、プロの作業のスピードや緻密さに感嘆の声があがっていました。

社外のプロの技術者から刺激をもらいながら、新入社員には当社のプロフェッショナルになることを是非目指してほしいです！

お昼休憩では、山の中で昼食をとりつつ、初めて見る自然や作業の楽しさなど、班のメンバー同士で会話に花を咲かせていました。

中には、遊歩道に寝転んでみる新入社員もおり、都会では経験することが難しい初夏の木漏れ日を満喫していました。

午後も、引き続き遊歩道づくりを行いました。

午前の活動から比べると、新入社員も道具の使い方をつかんでいる様子がみられました。

班のメンバーで作業を分担し、お互いを気遣うような声かけをしながら、積極的に遊歩道作業を進めていました。

また、森での活動が初めての新入社員も多く、目をキラキラと輝かせて活動していたのも印象的でした。

各班10mずつ道を整備し、2日間の活動で合計200mの遊歩道が完成しました！

各1日の研修でしたが、新入社員は水源保護の大切さや森林整備の苦労を体感できたようでした。

この森林整備体験研修によって、座学講義で学んだ知識がより具体的に記憶に残り、新入社員の水を大切にする意識も高まったことでしょう。

新入社員研修という貴重な期間で、この「ライオン山梨の森」で得た学びや経験を、新入社員のみなさんが普段の生活や配属後の業務に活かしてくれることを願っています！

これからも「ライオン山梨の森」では、人々が集い、水の大切さや環境について学べる森づくりを目指していきます！