みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「イトウ」です。
みなさん、こんにちは。
サステナビリティ部門で環境啓発を担当している「イトウ」です。
ライオンは、水資源保護や社員の環境意識の醸成を目的として、山梨県山梨市で森林整備活動を行っています。
2025年4月18日、「ライオン山梨の森Ⅱ」にて春の森林整備体験型研修を行いました。
ライオン山梨の森Ⅱでの森林整備活動は、これまで社員のボランティア活動によって行われていましたが、社員のサステナビリティに対する理解促進および業務への行動反映を図るため、24年より研修として運営しています。
今回の参加者は、社員19名、サステナビリティ推進部2名、山梨市立八幡小学校の児童と教員27名、森の所有者である山梨市役所4名、活動のコーディネーターである(公財)オイスカ4名、森林整備の技術指導をしてくださる木ネットやまなし(河野造園土木)5名の総勢61名でした。
集合写真
参加社員には、事前にオンラインでの座学研修を実施しました。
当日の活動内容や注意事項だけでなく、当社グループのサステナビリティ重要課題や森林整備活動の目的、水を大切にする習慣づくりと森林整備活動の繋がりを伝えることで、参加者の理解を深め、研修の学びを業務に活かすイメージをもってもらうことが目的です。
そのために、座学後半にはグループワークを行い、研修への意気込みや各自の業務で可能な環境貢献を共有しました。
座学研修(2025年4月8日)の様子
当日は晴天に恵まれ、水分補給を心がけながら活動しました。
午前中は、地元の山梨市立八幡小学校5年生が「総合的な学習の時間」を利用し、環境学習として森林整備活動の意義を学びました。
ライオン山梨の森Ⅱに到着後、開会式を行い、森の将来像や本日の活動目的についてオイスカさんからお話いただいた後、活動を開始しました。
活動について説明をするオイスカさん
説明を聞く参加者の様子
午前中の活動では、社員と小学生がグループになり、落ち葉集めを行いました。
集めた落ち葉は、里山再生を目指す造成地エリアに植樹をする際の堆肥として後日活用します。
参加者は、終始和やかな雰囲気で世代を超えた交流を楽しみながら、懸命に落ち葉を集めている姿が印象的でした。
落ち葉がこんなにたくさん!
落ち葉を拾って遊歩道をきれいにしています
落ち葉に覆われていた遊歩道(左)が、こんなにきれいになりました!(右)
午前中の活動を順調に終え、まとめを行いました。
ライオン山梨の森が目指す姿や、集めた落ち葉が堆積場所で腐葉土になり豊かな森をつくることなどを伝え、小学生との活動は終了しました。
当日は、地元の山梨CATVの取材も受けました(後日、当社の取り組みが市内に紹介されました)。
小学生に森林整備の意義を伝えるオイスカさん
山梨CATVのインタビューを受ける当社社員
小学生を見送った後、遊歩道で昼食をとりながら、参加者同士の自己紹介と今回の研修への意気込みを発表しました。
地元の手作り弁当、おいしかったです!
参加者同士、和気あいあいと楽しんでいました
午後は、4人1組に分かれて遊歩道づくりを行いました。
場所によっては、斜面で足場が悪く、木の根を土の中から掘り取る作業では、参加者の息も上がっている様子でした。
改めて、森に人の手を入れることの大変さを体感しながら整備を進めました。
道具が当たらないように間をあけて作業します
こんな大きな木の根がとれました!
午後の活動で、約50mの遊歩道が完成しました!
整備開始直後
整備後
事故やケガなどもなく無事に活動を終了し、閉会式を行いました。
閉会式では一日の振り返りを行った後、参加社員1名に感想を共有してもらいました。
閉会式の様子
参加社員からは、作業の大変さや小学生との作業の楽しさについての感想がありました
閉会式の後には、社員からお世話になった社外のスタッフの方々に、すすぎ1回で洗濯ができ、節水につながる洗濯用高濃度洗剤「NANOX one PRO」をプレゼントし、感謝の気持ちを伝えました。
みなさん、一日お疲れ様でした!
今回の研修では、今まで活動に加えて①隧道(ずいどう)の見学、②事後座学を追加しました。
森の近くにある「西保堰第四号隧道(にしぶぜきだいよんごうずいどう)」を見学し、ライオン山梨の森Ⅱやその周辺の森林により蓄えられた水が、山梨市内の農業に欠かせないものとなっていることを理解しました。
見学の様子
後日行った事後座学では、今回の体験をふまえて自身の業務を通じて実行できる環境貢献のアイデアについて共有しました。
事前座学の時よりも、参加者の意見がより具体的なアイデアへと考えが深まっていると感じました。
研修によって交流の輪が広がると同時に、この研修を通して得られた経験が、サステナビリティ重要課題の解決に向けて、参加者の今後の業務の取り組み方について考える良いきっかけになると嬉しいです。
これからも「ライオン山梨の森」では、人々が集い、水の大切さや環境について学べる森づくりを目指していきます!
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