Lion Corporation (Korea)(以下、「ライオンコリア」という。)は、西大門(ソデムン)区保健所と延世(ヨンセ)大学歯学部予防歯科学の協力のもと、ソウル特別市内の西大門区管内の教育機関に歯みがき施設(歯科健診やオーラルケア指導を行う施設)を設置し、そこで歯みがき教育を2014年より実施しています。参加してくれた小学1年生から6年生に対し、歯みがき施設では、歯科医師・歯科衛生士による継続的なモニタリングを行っています。年に2回歯科健診を行い、4年間経過観察し(対象は小学1年生から6年生)、さらに、正しいオーラルケア習慣を身につけてもらうよう、毎月1回、歯科衛生士が幼稚園、小学校、福祉施設を訪問し、昼食後の歯みがき習慣や正しい「予防歯科」習慣を児童に伝えています。2024年は、公共産後調理院含む小学校12校、合計9,686名にオーラルケアの指導をしました。2014年から累計で80,695名の児童に歯みがき教育を行っています。
ライオングループは、生涯にわたって人々の健康保持をサポートするため、子どものころからの歯とお口の健康意識を育むことに重点を置いています。日本では、小学生に対して正しい歯みがき指導やオーラルケアを指導することを目的に「全国小学生歯みがき大会」を1932年から実施しています。現在では、活動の場をアジア中心に広げ、小学校で毎年開催しています。
ライオンコリアでは、2009年より「小学生歯みがき大会」を開催しています。
2024年は5月の大会に、ソウル特別市内と釜山広域市内にある、ソウル日本人学校4年生、プサン日本人学校4~6年生の児童の合計80名が参加しました。2009年から累計で8,368名の小学生が参加しています。
ライオンコリアでは、2022年から2023年にかけて、0-2歳の子供をもつ、離乳食を初めて買った人を対象に『KODOMO』安心ゼリー歯ブラシ2本入り製品を2つ贈呈し、リピート割引クーポンが使用できるキャンペーンを行いました。離乳食を始めるご家庭にとっては、子どもたちが自分で行う歯みがき習慣や保護者による仕上げ磨きをすることはとても大事な習慣です。幼少期からの歯みがき習慣の定着に向けて、この活動に2023年は、月3,500名、総勢42,000名が参加しました。
2023年の1年間、ライオンコリアは、国内最大級のキッズカフェである「Playtime Kids Café」と共同し、歯みがきへの抵抗を減らし、オーラルケアの重要性を啓発することを目的に、訪問者である3~7歳の子ども9,200名に『KODOMOハブラシ』を提供しました。館内では、『KODOMOハブラシ』のコマーシャルが流れ、ブランド認知の拡大も図りました。
ライオンコリアは、2024年8月1日から31日にかけて、世界手洗いの日に賛同した活動を「My Bottle Challenge」で行いました。ライオンコリアモールとNAVER.comで『Ai! Kekute(アイケクテ)*』を購入した方にマイボトルステッカーを送付し、ライオンコリアのインスタグラムにイベントに参加した子どもたちが作成したマイボトルステッカーの絵をアップロードしてもらいます。絵を提供してくれた家族をNAVERのライブコマースイベント「My bottle challenge」に招待して、コンテストを実施しました。『Ai! Kekute』ブランドとの親和性や手洗いをしたくなるか、描かれたステッカーの絵に芸術性があるかなどの基準で優れた作品を選定しました。211名の子どもたちが手洗い啓発に対し楽しく学ぶことが出来ました。
*『Ai! Kekute(アイケクテ)』は、ライオンコリアが販売するハンドソープのブランド名です(ライオンが販売する『キレイキレイ』)。韓国語で「あら!キレイ」という意味です。
ライオンコリアでは、2013年から継続してきた社会貢献活動「ヨチヨチキャンペーン」のリニューアル開催を通じ、全国56の地方自治体と基本合意書を結び、全国の出産世帯に『Ai!Kekute出産ギフトセット』を無償で提供し支援しています。2024年からは、免疫力が弱くなり、正しい衛生管理が特に大事になる妊婦を対象に、『Ai!Kekute』および『Systema』ハミガキ·ハブラシが同封された衛生用品セットを提供していきます。商品のパッケージデザインは低所得高齢者の雇用創出に貢献する社会的企業の「Arip&Werip」と協業して制作し、付加価値をつけています。
2024年から活動を開始し、ソウル市保健所25か所で、登録した妊婦40,000人に『ヨチヨチ衛生用品セット』を提供しました。
2025年もこの活動を通じ年間40,000人の妊産婦の清潔衛生習慣づくりに貢献していきます。
2024年7月に開催、衛生教育キャンペーン「出動!スーパー健康ヒーロー」は乳歯から永久歯に生え変わる時期の小学校1年生から2年生対象オンラインプログラムです。ライオンコリア、Good neighbors仁川本部、Seed Co-op(若者教育社会的協同組合)が協働し、オンライン教育動画コンテンツおよび30日チャレンジミッションを開催しています。キャンペーンのホームページおよび全ての教育動画は、韓国語、英語、日本語、中国語、ベトナム語、ロシア語の6か国語で提供しています。
このキャンペーンは、仁川教育部の公式支援事業として承認を得ています。毎年、この活動により仁川市の小学校1年から2年生約900人が正しい歯みがき・手洗い衛生習慣を身に付けました。
ライオンコリアは韓国で最大級の映画館「CGV」で、『Ai! Kekuteプレミアムモイスチャー』の大々的な広告宣伝を実施しました。
全土にあるCGVのロビーに、ポスターや動画を通じて広告宣伝するとともに、館内のトイレにはポスターだけでなく、商品と啓発ステッカーを設置して商品の良さと正しい手洗いの方法をPRしています。2024年には、5,600万名の来館がありました。
韓国では、お年寄り等、社会的弱者の劣悪な生活環境による健康被害(シックハウス症候群・ハウスダスト症候群等)が社会課題となっています。韓国政府(環境部 韓国環境産業技術院)は企業・病院・自治体等と連携して、生活環境の改善に向けた支援事業に取り組んでいます。
ライオンコリアもこの事業に参画しており、2015年より社会的弱者の方がいる世帯を対象に、台所用洗剤、洗濯用洗剤、オーラルケア製品等の日用品を提供し、健康的な毎日を支援しています。2024年は1,500世帯を対象に実施し、今後も継続的に取り組みます。
ライオンコリアは毎年『Ai! Kekute』限定企画品を発売しています。この限定企画品は、製品設計からパッケージのデザイン、生産、販売、寄付などのプロセスにおいて、ミラル福祉財団やグッドウィル*を通じて障がい者と共同しており、収益金を還元することで、障がい者の雇用と収入アップに貢献することを目的としています。
2023年は4月に限定企画品(Season4)が発売され、障がい者30人の雇用創出に貢献しました。
* グッドウィル (the Good Will) は、障がい者やホームレスなど働き口を求める上で社会的に不利な立場に置かれている人たちのために職業訓練を提供したり、雇用サービスなどを行うことを目的としている非営利団体。
ライオンコリアは、韓国国民の健康のために設立された保健福祉部所属機関「疾病管理庁*」との関係を築いています。
10月15日の「世界手洗いの日」を契機に、疾病管理庁の国民向け「手洗いキャンペーン」と協力し、ライオンコリアのマーケティング室は、2022年11月から2023年3月にかけて、約150,000本の「Ai!Kekute」ロングセラー5品にキャンペーンステッカーを付着し、全流通チャネルで販売しました。
* 新型コロナ禍で政府の防疫スキル強化の必要性が台頭し、2020年に「疾病管理本部」から「疾病管理庁」へと昇格しています。
ライオンコリアは、2017年8月に社会貢献活動や持続的な社会貢献事業モデルを促進するため、幸福アライアンスとパートナー協定を締結しました。2023年3月は、食事がとれないことが懸念される児童および衛生環境が厳しい階層の児童1,400名に幸せBOXを提供しました。この幸せBOXには、ライオンコリアが韓国で販売している『Kids safeハブラシおよびハミガキ』、むし歯予防学習リーフレットが入っているので、自宅に帰ってからも正しい歯みがきができるようになっています。
これからもライオンコリアは、子どもたちのQOL(生活の質)向上に貢献するため、幸福アライアンスとの協力を継続していきます。
* 幸福アライアンス(Happy Alliance)は、分かち合いと協力により社会に変化をもたらすため、社会問題の解決に取り組む最前線で活躍する企業、機関、個人のネットワークです。
ライオンコリアが販売するハンドソープブランドの『Ai! Kekute』は、容器にリサイクルプラスチック50%配合し、環境問題の課題解決に貢献しています。
2024年からオンラインチャネルNAVERが主催する韓国最大級の環境配慮型プロモーションイベント Green Shopping Weekに商品を出展し購入いただいた方に、Global Warming Potential(地球温暖化ポテンシャル)対策として、エコバッグを提供しています。
『Ai! Kekute 4.5L』つめかえ品をオンラインカタログに掲載し、多くの生活者の方に気候危機などの環境問題に関心を持ち、環境配慮型商品に対して積極的なニーズを持っていただくことで、プラスチック使用量の削減をしていくことを狙いとしています。ライオンコリアでは、環境配慮型商品を通じて、生活者の方の意識と行動を変えて、地球温暖化対策に貢献していきます。
2024年4月、ライオンコリアは仁川広域市協力スングギチォン環境浄化活動に参加しました。仁川スンギ川の水質改善および水域生態系の復元のために周辺のゴミ拾い、外来植物除去などを実施し、市民の生活の質を向上させることに貢献しました。この活動は、仁川広域市、法務部仁川保護観察所、海軍仁川海域防御司令部、仁川交通公社、仁川環境公団、CJ第一製糖、仁川広域市河川復活活性化準備団と協働して実施し、ライオンコリアの従業員10名が参加しました。ライオンコリアは「1社1河川、1社1道路づくり運動および街づくり」をテーマとして掲げており、今後も西海沿岸浄化活動に定期的に参画していきます。
ライオンコリアは、企業の社会的責任と衛生用品製造会社として、自社で販売する衛生用品の現物寄付活動等、社会貢献活動を積極的に行いました。
活動時期 | 2024年11月 身体障がい者の日 |
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社外協力者 | 財団法人 GIVING Plus |
寄付内容 | 『温感セラピー』3アイテムを222世帯に寄付 |
活動の詳細 | GIVING Plus(企業からの寄付物品を販売し、収益金全額を社会的弱者の雇用・支援に活用)の店舗に来店した軽度の身体障がい者にライオンコリアが販売する『温感セラピー』を提供し、移動が不自由な重度の身体障がい者には日用品キットを作って製品を提供し、222世帯の社会的弱者の暖かな冬の暮らしを支援。 |
活動時期 | 2024年12月 |
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社外協力者 | Good Neighbors 仁川地域本部 |
寄付内容 | ハンドソープ『Ai! Kekute』・衣料用洗剤『BEAT』・『温感セラピー3種』 |
活動の詳細 | 創立20周年を迎え、自社工場が位置している仁川地域内で分かち合いの文化を拡散するため、地域福祉館を利用する社会的弱者層の児童・青少年約700名を対象に、Good Neighbors仁川地域本部へ2,000万ウォン相当の正しい衛生習慣づくりを支え、暖かな冬の暮らしをサポートするための日用品で地域社会に貢献した。 |
活動時期 | 2022年から継続中 |
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社外協力者 | 生活家庭用品事業者定例協議体(ライオンコリア、LG生活健康、AK、韓国P&G、Henkel Korea)、韓国消費者院、韓国視覚障害者連合会、社会福祉共同募金会(愛の実) |
寄付内容 | 商品識別のための点字タグを製作し、LCKが販売する点字ラベルのついた家庭用品(『BEAT』洗濯用洗剤と『チャムグリーン』台所用洗剤)を支援しました。 |
活動の詳細 | 生活家庭用品事業者定例協議体では、製品識別用点字タグを制作し、ライオンコリアも普及に参加。 一部のカテゴリーでは容器形状が全く同じ、又は似ているため、視覚障害社は識別しにくい状況にある。様々な製品にかけて使える点字タグを制作し普及させて、視覚障害者の生活安全に寄与。 |