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人的資本・労働安全人的資本・労働安全

基本的な考え方

ライオンは、より良いくらし・社会の実現に貢献し、持続的な企業価値向上を目指しています。その実現を担うのは従業員一人ひとりであり、各人の知識、能力、意欲、健康等を尊重し、継続的に高め続けていくことが重要と考えています。更に、個人が持つ多彩な人的資本を組織全体として引き出し、最大限に活かすことが、ライオンの目指す未来の実現に不可欠であるという考え方に基づき、様々な取り組みを行っています。

健康経営推進責任者メッセージ

ライオンは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパス(存在意義)を掲げ、創業から今日に至るまで、口腔衛生や清潔・衛生の習慣を広めることで、人々の心と身体のヘルスケアに貢献し、事業を着実に発展させてきました。
人々に心身のヘルスケアをお届けすることを使命とする私たちにとって、それを実行する従業員の健康は不可欠かつ重要な経営基盤であり、企業価値を創出する重要な資本でもあります。
こうした考えに基づき、2012年に策定した「健康指針」では、従業員とその家族の健康を経営の重要課題ととらえるとともに、従業員一人ひとりが自己の健康管理に責任を持ち、健康行動を習慣化することを明確にしています。
その具体的な取り組みとして、「GENKIアクション」により、従業員の健康増進を支える取り組みを推進しています。「健康管理の深化」、「健康行動の習慣化」、「ヘルスリテラシーの向上」の3つを重点投資分野と位置付け、各事業所や組織単位での施策を推進しています。具体的な成果目標として、ワークエンゲージメントの向上、アブセンティーズムの低減、予防歯科習慣の定着を掲げ、健康習慣づくりのための取り組みを展開しています。
私は健康経営推進責任者として、健康経営の推進にコミットし、従業員とその家族の健康づくりを通じた組織活力の向上に取り組んでまいります。 

Good life Enhancement for (K)今日を(I)愛する。

代表取締役 兼 副社長執行役員     
健康経営推進責任者        

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取り組みの全体像

当社は個の成長と活躍を促すため、従業員の専門的な知識やスキルを高める人材開発、健康行動の習慣化、自律的な働き方を実現する環境整備等に取り組んでいます。また、一人ひとりを尊重し活かすことの出来る組織づくりに向け、多様な人材活躍(DE&I)の推進、健全な労使関係の構築、安全・安心な職場環境づくりを進めています。(図1)

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図1 個と組織の活性化のための取り組み

2030年目標と進捗

目標(2030年) 指標(2030年) 指標の進捗(2024年実績)
多様な価値観や考えを持った人材が、個性や能力を存分に発揮して活躍することを目指します。
  • 管理職に占める女性労働者の割合⇒30%以上
  • 「多様な価値観を持った従業員が活躍できている」と思う従業員の割合⇒80%以上
  • 管理職に占める女性労働者の割合⇒24.9%
  • 従業員割合⇒ 61%(国内)
従業員一人ひとりが、ワークとライフの相乗作用により、人生のWILLを実現できる環境を目指します。
  • 「仕事以外の生活(家庭での役割や社外活動等)が仕事に良い影響を与えている」と思う従業員の割合⇒75%以上
  • 57%(国内)
従業員一人ひとりが、多彩な能力を最大限に発揮し挑戦できる環境を整備することで、変革を実現するダイナミズムを創出する人材の育成を目指します。
  • 一人ひとりのスキル習得と能力開発に対応した多彩な教育プログラム(ライオン・キャリアビレッジ)を受講している従業員の割合⇒100%
  • 58%
従業員の心と身体のヘルスケアを支えることで、人材力の強化につなげ、持続可能な企業成長を目指します。
  • 歯科健診の受診率⇒100%
  • アブセンティーズム⇒2021年比改善
  • 歯科健診受診率⇒92%(国内)

    海外は、算出方法を検討中

  • アブセンティーズム⇒1.1%(国内単体、2021年比増加)

    海外は、算出方法を検討中

労働安全衛生に関する法令遵守及び安全意識の向上が徹底され、従業員及び事業所内で働く外部パートナーが、安全、安心に働けることを目指します。
  • 安全に関する教育・研修の受講⇒事業所・拠点における計画(100%)実施
  • 労働安全衛生に関する法令遵守
    重大事故・災害件数⇒ゼロ
  • 研修受講⇒計画に対して100%実施
  • 重大事故・災害件数⇒ゼロ
    ただし、海外連結子会社倉庫 契約社員1件

人的資本に関する4項目は、2025年実績より目標・指標を見直して推進します。

サステナビリティ重要課題と2030年目標・指標 / 2024年実績・施策(1.01MB)

取り組み

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