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資源循環

原材料使用量の削減

ライオンは、原材料の使用は、資源の使用であることを認識し、製品の内容物のコンパクト化やつめかえ用製品を増やすことにより、使用する原材料の削減に取り組んでいます。
2019年の原材料の使用量は、前年より減少しました。今後も削減に努めます。

原材料使用量の推移

容器・包装材料の削減のための3RとRenewable

当社は、容器・包装材料削減のための取り組みとして、3R(Reduce:使用量削減、Reuse:再利用、Recycle:再資源化)とRenewableを積極的に推進しています。
容器・包装材料の削減については、製品ライフサイクルの視点から評価項目を設定した「ライオン エコ基準」の「材料調達」「物流」「廃棄」の各段階に該当する評価項目を定めています。

使用量の削減―容器や包装を小さく・少なく―

容器・包装材料を削減するために、洗濯用洗剤、柔軟剤、台所用洗剤などを濃縮化し、容器のコンパクト化を推進しています。
2019年の容器・包装材料の使用量は、販売量の増加にともない、全体に増加しました。総使用量は、前年より7%増加し、58,479トンでした。
今後も製品のコンパクト化や容器構造の工夫をすることで、容器、包装材料の使用量削減に努めます。

ライオンの容器・包装材料使用量の推移

再利用―つめかえ用製品を増やす―

プラスチック製の本体容器は、内容物をつめかえることで繰り返し使うことができます。また、つめかえ用製品は、本体容器よりも容器の材料が少なくてすみます。重量も軽く、使用後の容量も小さくなるため、家庭から出るごみの削減にも貢献しています。

再資源化―再生材料を積極的に使う―

再生樹脂の活用

台所用洗剤の容器は、飲料用PETボトル等からの再生PET樹脂を配合しています。

プラスチック包装容器資源循環の推進

花王とライオンは資源循環型社会の実現をめざし、フィルム容器のリサイクルに企業の枠を超えて取り組みます。
リサイクルを加速させるためには、回収の基盤となるしくみの構築とリサイクル技術の開発が不可欠です。同時に、商品使用後のプラスチック容器の分別等、消費者を含めたステークホルダーとともに社会の意識を変えていくことも必要です。

そのために以下の4つの活動を進めます。

  1. 消費者、行政、流通との連携による、フィルム容器の分別回収のしくみを検討します。
  2. 幅広い製品への利用や消費者の分別回収のしやすさに配慮し、かつ企業間あるいは業界の垣根を越えて共通利用が可能なリサイクル材料・容器の品質設計に取り組みます。
  3. 共同で回収・再生したリサイクル材料の活用方法を検討します。
  4. リサイクルに対する消費者の理解・協力を深めるため、普及促進・啓発活動に取り組みます。

以上の活動を通じて、回収・リサイクル全体の経済性の改善に取り組んでいきます。まずは、地域の方々と協力してフィルム容器の分別回収と啓発を行なうリサイクリエーションの協働を開始し、フィルム容器リサイクルの技術的課題を共有化します。
将来は、リサイクリエーション活動を継続しながら、フィルム容器から再度フィルム容器に再生する水平リサイクルをめざし、フィルム容器リサイクルの社会実装を進めます。

※ 使い終えたものを再び資源に戻す「リサイクル」と、新たに価値を創造する「クリエーション」を合わせることで、従来のような同じモノに戻すのではなく、より楽しいモノ・よりよいモノを創り出す、アップサイクルのこと。コンセプトは「使ったら、捨てる。このあたりまえを変えたい。」

使用済みつめかえパックの店頭回収・リサイクル実証実験

使用済みつめかえパックの分別回収実証実験を目的に、イトーヨーカドー曳舟店にて、「リサイクリエーション活動」を行います。この取り組みでは、店頭に専用回収ボックスを設置し、お客様から洗剤やシャンプーなどの使用済みつめかえパックを回収します。今後は、回収に協力いただく自治体や企業・店舗の拡大を図っていきます。

「リサイクリエーション活動」における使用済みつめかえパックが再生されるまでのしくみ

実証実験の概要

  • 目的
    消費者・流通との連携によるつめかえパックなどフィルム容器の分別回収のしくみを検討することです。
  • 内容
    「リサイクリエーション」を通じた消費者のリサイクル意識の向上を図ります。
    イトーヨーカドー曳舟店での洗剤やシャンプーなど使用済みつめかえパックの回収、つめかえパックの再生樹脂によるブロックやアート作品(2050年の墨田区)の作成、効果的な回収システムの検討、リサイクル技術の開発を行います。

  • 実施時期
    2020年10月30日より
  • 使用済みつめかえパックの回収ボックス設置店
    イトーヨーカドー曳舟店(東京都墨田区)
  • 回収方法
    ①つめかえパックの上をカットして開きます
    ②2回、水を入れてすすぎます
    ③水を切って乾かします
    ④回収ボックスに入れます

(URL:https://www.youtube.com/watch?v=wnLV6-VGJ8E

また今回の取り組みの一環として、3Dプリンタ造形のアーティスト集団「ウルトラモデラーズ」が、つめかえパックの再生樹脂をつかった3Dアート作品「2050年の墨田区」を制作します。10月30日に、そのコンセプトムービーを公開しました。(URL:http://youtube.com/watch?v=6pNXbYvmhoc)

Renewable―持続可能な資源の活用―

古紙パルプを配合した再生紙の活用

粉末衣料用洗剤等の容器・包装材料には、古紙パルプを使用しています。

容器に植物由来のプラスチックを使用

一部の商品の包装材料に、サトウキビから砂糖をつくるときに残る「廃糖蜜」やトウモロコシなどの植物を原材料の一部とするバイオマスプラスチック(植物由来のプラスチック)を活用しています。

ハブラシ・リサイクルプログラム

当社は、プラスチックを材料とする製品を製造・販売する企業として、プラスチック問題に対して果たすべき責任は大きいと考えています。そこで、2015年から使用済みハブラシを回収してリサイクルする取り組みを、テラサイクルジャパン合同会社と共同で、多くの自治体や学校などにも参加いただき活動を推進しています。

リサイクルされたペレットと成型された植木鉢

貢献するSDGs

「ハブラシ・リサイクルプログラム」とは

プログラムへの参加はとても簡単且つ無料です。

①個人・学校・団体等の単位で事前にアカウント登録
②回収ボックス等を設置し、使用済みのハブラシを集める
③発送依頼をすると、翌々営業日までに指定運送業者が集荷
④埋立地や焼却所に送られることなく、植木鉢等の新しいプラスチック製品に生まれ変わります

フロー

特典として、回収協力者には、発送したハブラシの重量に応じてポイントが付与されそのポイントを利用して、テラサイクルのリサイクルプログラムで実現したプラスチック製品との交換や、任意のチャリティー(NPO法人等の慈善事業団体)に寄付金として寄付することができます。

廃棄物の削減

事業所でのゼロエミッション(国内)

当社4工場はすべて、2002年にゼロエミッションを達成し、2017年には研究、オフィス含む国内全事業所でのゼロエミッションを達成しました。
廃棄物の分別の徹底と、有価物化を推進しましたが、国内における2019年の廃棄物総発生量は前年よりも増加し、1990年比51%削減となりました。国内における2019年の廃棄物最終処分量は、1990年比99.9%減と、削減に努めています。

* 千葉工場、小田原工場、大阪工場、明石工場、平井事業所、札幌オフィス、仙台オフィス、本社・東京オフィス、名古屋オフィス、大阪オフィス、福岡オフィス、ライオンケミカル(株)ファインケミカル事業所、ライオンケミカル(株)オレオケミカル事業所、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)四日市事業所、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株)小野事業所

* 過去のデータに誤りがあり、数値を修正しました。

分別の徹底や処理可能事業者の選定等により、国内における2019年の有価物総量は4,051トンと前年より増加しました。

有価物総量の推移(国内)

廃棄物量の推移(海外)

海外における2019年の廃棄物量については、総発生量は前年より減少しました。また、タイライオン等における 再資源化に向けた取り組みの結果、最終処分量は前年より減少しました。今後も削減に向けて継続的に取り組みます。

* 過去のデータに誤りがあり、数値を修正しました。

海外の2019年の有価物総量は3,338トンと前年より減少しました。

有価物総量の推移(海外)

<海外データの対象範囲>

すべての海外連結子会社および主要な持分法適用関係会社(ライオンウィングス(インドネシア))

* 過去のデータに誤りがあり、数値を修正しました。

産業廃棄物処理施設の維持管理の状況に関する情報

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第十五条の二の三第二項)に基づく維持管理情報を公表しています。

千葉工場の維持管理状況はこちら

ライオン 統合レポート2020 サステナビリティ編

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