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タイライオン

2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症予防のため、一部の活動を自粛しています。
状況が改善し、安全が確認でき次第、順次活動を再開する予定です。

オーラルヘルスケア

① 「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード」

2019年8月、学術セミナー「Good Teeth for Better Life」がマールゥアイ ガーデン ホテルで開催されました。タイライオンは、タイの保健省と連携し、2009年からタイで「予防歯科」に役立つ研究や活動をしている人の助成、支援をしています。
タイライオンは、2019年度の「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード」として、歯科医師と歯科看護師に3つの賞を授与しました。このセミナーには、歯科医師や歯科衛生士等500名が参加しました。

「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード2019」

受賞者とタイライオンの社長Mr. Boonyarith Mohamontri

② 地方の保健所と連携した高齢者のお口の機能改善に向けた取り組み

タイ北部のプレー県は、高齢化が進んでいる地方のひとつです。タイライオンは2018年からプレー県の保健所と連携して、高齢者の喉のつかえ(むせ)を減らし、噛む力を高め、ドライマウスを改善することで、QOL(生活の質)を高める活動に取り組んでいます。この活動は、2016年の「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード(上記、オーラルヘルスケア①)」で歯科専門家により紹介されました。保健所の歯科医師は定期的に高齢者が集まる地域のコミュニティで、オーラルケアに関する講演を行います。また、お口の機能が低下するのを防ぎ、「お口の元気度」を保持、増進することを目的に、ライオンにより設立された (公財)ライオン歯科衛生研究所(LDH)が開発した「健口美」体操(お口の体操)を取り入れています。体操を始めてから6ヵ月もすると、多くの参加者に効果が現れ、喉のつかえやドライマウスが改善されました。タイライオンは多くの高齢者が実践できるように、「健口美」体操のパンフレットと掲示板を提供しています。
2019年は、プレー県の他に、パッターニー県(南部)、パッタルン県(南部)、チョンブリー県(東部)、ウドーンターニー県(東北部)にまで、活動の場を広げました。合計で約2,100名の高齢者が参加しました。
タイライオンでは、行政と連携しながらタイの人々のオーラルケアの改善に継続して貢献していきます。

「健口美」体操のパンフレットを手に実演する参加者

参加者の記念写真

③ 政府の病院・保健センターや販売店と連携した取り組み

乳歯はゆくゆく生え変わることから、大人の歯より軽視されがちです。しかし、お口の健康は将来の全身健康に影響をおよぼすといわれており、小さいころからオーラルケアを実践することが大切です。
タイライオンは正しいオーラルケアの普及と「予防⻭科」の浸透・定着に向け、政府の病院・保健センターと連携し、歯科健診・むし歯処置・歯みがき指導等のオーラルヘルス活動を実施しています。地方の学校で歯科健診を行い、児童にむし歯が見つかった場合「スマート・テクニーク」とよばれる処置を歯科医師が行います。
2018年からは、活動を実施する地域にある販売店と共同で、2歳から7歳の子どもたちを対象に、『KODOMO』ブランドを活用した劇により、正しい歯みがきの仕方を伝えています。タイライオンは連携した販売店でしか利用できないクーポンを配布し、クーポンをもらった子どもたちは、その販売店にクーポンを持参すると、タイライオンの商品が通常より安く購入できます。これにより自宅でもしっかり歯みがきを継続してできるようになります。
この活動は2019年に、パッタルン県(南部)、シンブリー県(中部)、チェンライ県(北部)で行われ、779名が参加しました。 タイライオンでは、他の地方にも活動を広げ、タイの人々にお口の健康を啓発していきます。

スマート・テクニークによるむし歯処置

* ライオンが海外グループ会社で推進している「予防歯科」の考え方は、歯科専門家、流通、ライオンの3者が連携した取り組みです。歯科専門家と一緒にライオンは、歯みがきの実践的な指導やオーラルケア情報の発信により、生活者のオーラルケアに対する理解や関心を高めてもらうよう努めています。加えて、ライオングループでは店頭やその他市場を通じて、一人ひとりに合った商品の提供によるオーラルケア習慣の実践を推進しています。

④ 妊娠期の従業員に向けたオーラルケア指導

一般的に、妊娠期は、女性ホルモンが増えることで唾液分泌量が減少し、むし歯や歯周病等の口腔リスクが高まるといわれています。
タイライオンでは、妊娠期の従業員を対象に、妊娠期の健康管理やオーラルケアの重要性を伝えるセミナーを行っています。健康管理については、タイライオン医務室の看護師と医師が指導し、妊婦に必要な栄養摂取等について指導を行いました。妊娠期の母親のお口の状態は、生まれてくる子どもにも影響することを伝え、正しいオーラルケアの方法について指導を行いました。
2019年は、もうすぐ母親・父親になる17名の従業員がセミナーに参加しました。

Dr. Mongkol Na Songkhla とセミナー参加者との記念写真

⑤ タイ南部の行政と連携した、むし歯削減への取り組み

タイ南部では、子どものむし歯が大きな問題となっています。タイライオンでは、2018年からタイ南部パッターニ県の公衆衛生に取り組む保健所と連携して、むし歯を減らす取り組みを現地でくらす5家族とともに開始しました。この地域の課題は、親子ともにオーラルケアに関する教育ができていないことや、むし歯に対する正しいケア方法を知らないことです。この活動は、2017年の「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード(上記、オーラルヘルスケア①)」で講演した歯科医師により紹介された、家族全員で取り組む「予防歯科」です。
参加する家族は、家で正しいセフルケアを行い、歯科医院に行って定期的にメンテナンスケアを受けます。また、医師はスマートフォンでお口の中を記録し、お口の健康状態を家族にフィードバックしています。
タイライオンはこの活動を通じて、家族にオーラルケア習慣を定着させ、むし歯を削減し、地域の課題解決に貢献していきます。

⑥ 政府と連携したオーラルヘルスケア普及活動

タイ政府は、タイ国民の健康意識を高めるため、2012年より毎年「ヘルスフェア」を実施しています。2018年は、チョンブリー県シーラーチャー郡レムチャバン地区のAo Udomコミュニティセンターで実施されました。「ヘルスフェア」では、地域のコミュニティセンターで、医療機関、健康グッズ販売業者等がブースを出展し、ボランティアの医師や看護師が参加者に健康診断を行い、薬を処方します。
タイライオンもブースを出展し、「健口美」体操を紹介して、50歳以上の参加者と一緒に実演しました。参加者にはタイライオンが販売する高齢者向けのオーラルケアブランド『Good age』と『SALT』の商品が渡されました。2018年は、約1,000名が「ヘルスフェア」に参加しました。

「健口美」体操をする参加者

⑦ 生産工場近くにあるコミュニティセンターで歯みがき指導実施

タイライオンは、シーラーチャー工場近くにあるライ・ヌン コミュニティセンターで、地域の50歳から80歳の方々向けに正しいオーラルケアに関するセミナーを開催しています。参加者は、歯みがき方法・フロスの使用方法の指導を受け、お口の機能を向上させる「健口美」体操を実践しました。
2018年は、75名の方がこのセミナーに参加しました。

⑧ 国立病院のセミナーでオーラルヘルスケア普及活動を実施

国立ラーマティポディー病院では、9月21日の世界アルツハイマーデーを記念して、医学部と歯学部のスタッフが合同で、お年寄りや介護士を対象にセミナーを開催しています。タイライオンもこのセミナーに参加し、オーラルケアについて参加者に啓発しました。
セミナーでは、歯学部のスタッフが「お口の健康は質のよい脳の基礎である」と題した講演を行い、ブースで正しい歯みがき方法の指導や、専用カメラで、参加者の歯とお口の状態のチェックを行いました。
タイライオンもブースを出展し、(公財)ライオン歯科衛生研究所(LDH)が作成した「健⼝美」体操のタイ語版パンフレットとハブラシを配布しました。「健口美」体操の実践指導も合わせて行い、多くの参加者に興味を持っていただきました。

* 1994年、「国際アルツハイマー病協会」(ADI)と「世界保健機関」(WHO)が共同で、9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心にアルツハイマー病の啓発を行っています。

清潔衛生習慣

① 官民連携プロジェクト

タイライオンは、タイ政府の施策である「公共・民間の連携プロジェクト」への貢献に取り組んでいます。
2019年には、ラムプーン県(北部)とサハグループのフェアで、オーラルケアと正しい手洗い方法の普及啓発活動が開催され、タイライオンは、「全身健康のために、健康なお口の状態と清潔衛生の重要性」をテーマにブースを出展しました。
ラムプーン県のサハグループ⼯業団地で行われた活動では、地元の学生に『Kirei Kirei(キレイキレイ)』の紹介と正しい手洗い方法を指導し、高齢者の方々には「健⼝美」体操(お⼝の体操)を実演しました。
また、サハグループフェアでは、毎年、サハグループのグループ企業が集まり各社の「公共・民間連携プロジェクト」に関するブースを設置しています。今年は、バンコクのヤーンナーワー区にあるシニアクラブとチョンブリー県シーラーチャー郡のライ・ヌン コミュニティセンターの高齢者を招待し、ブースで正しい歯みがき方法の指導や「健口美」体操を実践しました。合計で約360名が参加しました。

*タイライオンはライオン(株)とサハグループの合弁会社です。

ランプーン県のサハグループ工業団地のブースで地元の学生に正しい歯みがき方法を指導

② 生産工場に隣接する学校の生徒へ歯みがき・手洗い指導を実施

タイライオンでは、シーラーチャー工場に隣接する学校の子どもたちへ、手洗い習慣定着活動を実施しています。
生徒たちは、まずブラックライトのもとで光る、特殊なクリームを汚れの代わりに手に塗布します。次に自分の手の汚れを確認し、手洗いを行います。再度ブラックライトで自身の手の汚れを確認し、水洗いや簡単な手洗いだけでは手の汚れは落としきれないことを実感してもらった上で、正しい手洗い方法について指導します。
実施した学校では、給食前に手を洗う習慣がない生徒が半数以上を占めていたため、今後も手洗い習慣の定着を目指し活動を継続します。

正しい方法で手洗い

環境保全活動

環境フェア「エコプロダクツ展」で歯みがき指導実施

タイライオンは、「インターナショナル エコプロダクツ展2016」でブースを出展しました。人間は環境の一部であり、「人間が健康であれば自然環境に調和できる」というコンセプトで、タイライオンやライオン(株)(日本)の環境への取り組みをブースで展示し紹介しました。
また、出展ブースのコンセプトに合わせ、「全身の健康はお口の健康から始まる」ことを伝えるため、イベントのメインステージで、会場を訪れた小学生を対象に歯みがき指導を行いました。

ライオン 統合レポート2020 サステナビリティ編

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