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タイライオン

オーラルヘルスケア

① 「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード」

タイライオンは、2009年からタイで予防歯科に役立つ研究や活動をしている人の助成、支援をしています。2018年は、タイの保健省と連携し、学術セミナー「Good Teeth for Better Life」を開催しました。この会合では、前回「ライオン・オーラル・ヘルス アウォード」を獲得したPhrae、Pattani, Ratchaburi県のグループが、取り組みの内容や進捗状況などを報告しました。この会合には、歯科医師や歯科衛生士など400名が参加しました。

② タイ南部の行政と連携した、むし歯削減への取り組み

タイ南部では、子どものむし歯が大きな問題となっています。タイライオンでは、2018年からタイ南部パッターニ県の公衆衛生に取り組む保健所と連携して、むし歯を減らす取り組みを現地で暮らす5家族と共に開始しました。この地域の課題は、親子共に口腔保健に関する教育ができていないことや、むし歯に対する正しいケア方法を知らないことです。この活動は、2017年の「ライオン・オーラルヘルス・アワード」で講演した歯科医師により紹介された、家族全員で取り組む「予防歯科」です。
参加する家族は、家で正しいセフルケアを行い、歯科医院に行って定期的にメンテナンスケアを受けます。また、医師はスマートフォンで口腔内を記録し、口腔の健康状態を家族にフィードバックしています。
タイライオンはこの活動を通じて、家族にオーラルケア習慣を定着させ、むし歯を削減し、地域の課題解決に貢献していきます。

③ タイ北部の行政と連携した高齢者の口腔機能改善に向けた取り組み

タイ北部のプレー県は、高齢化が進んでいる地方のひとつです。タイライオンは2018年からプレー県の保健所と連携して、高齢者の喉のつかえ(むせ)を減らし、噛む力を高め、ドライマウスを改善することで、QOL(生活の質)を高める活動に取り組んでいます。この活動は、2016年の「ライオン・オーラルヘルス・アワード」で歯科専門家により紹介されました。
保健所の歯科医師は定期的に高齢者が集まる地域のコミュニティで、オーラルケアに関する講演を行います。また、口腔の機能が低下するのを防ぎ、「口の元気度」を保持、増進することを目的に、ライオンにより設立された(公財)ライオン歯科衛生研究所(LDH)が開発したお口の体操「健口美」体操を取り入れています。体操を始めてから6ケ月もすると、多くの参加者に効果が現れ、喉のつかえやドライマウスが改善されました。タイライオンは多くの高齢者が実践できるように、「健口美」体操のパンフレットと掲示板を提供しています。
タイライオンでは、行政と連携しながらタイの人々のオーラルケアの改善に継続して貢献していきます。

④ 政府の病院・保健センターや販売店と連携した取り組み

乳歯はゆくゆく生え変わることから、大人の歯より軽視されがちです。しかし、口腔の健康は将来の全身健康に影響をおよぼすと言われており、小さいころからオーラルケアを実践することが大切です。
タイライオンは正しいオーラルケアの普及に向け、政府の病院・保健センターと連携し、歯科健診・むし歯処置・歯みがき指導などのオーラルヘルス活動を実施しています。地方の学校で歯科健診を行い、児童にむし歯が見つかった場合「スマート・テクニーク」とよばれる処置を歯科医が行います。2018年からは、活動を実施する地域にある販売店と協働で、2歳から7歳の子どもたちを対象に、『KODOMO』ブランドを活用した劇により、正しい歯みがきの仕方を伝えています。タイライオンは連携した販売店でしか利用できないクーポンを配布し、クーポンをもらった児童は、その販売店にクーポンを持参すると、タイライオンの商品が通常より安く購入できます。これにより自宅でもしっかり歯みがきを継続してできるようになります。
この活動は2018年に、Loei地区、Petchabun地区、Nan地区で行われ、50名が参加しました。 タイライオンでは、他の地方にも活動を広げ、タイの人々に口腔の健康を啓発していきます。

⑤ 官民連携プロジェクト

タイライオンは、タイ政府の施策である「公共・民間の連携プロジェクト」への貢献に取り組んでいます。毎年、サハグループ * の企業公園の記念日において、グループ企業が集まり各社の公共・民間連携プロジェクトに関するブースを設置します。このイベントには、Chonburi, Lampun, Kabinburi地区などの近隣の地域コミュニティが招待されます。
タイライオンは、「全身健康のために健康な口腔状態を保つことの重要性」をテーマにブースを出展しました。ブースでは、正しい歯みがき方法の指導やお口の体操を行い、それぞれの年齢・口腔状態に応じてオーラルケア商品の選び方などについて伝えました。
2018年は、地域コミュニティの約1,300名が参加しました。

*タイライオンはライオン㈱とサハグループの合弁会社です。

⑥ 政府と連携したオーラルヘルスケア普及活動

タイ政府は、タイ国民の健康意識を高めるため、2012年より毎年「ヘルスフェア」を実施しています。2018年は、シラチャ県レムチャバン地区のAo Udom コミュニティセンターで実施されました。「ヘルスフェア」では、地域のコミュニティセンターで、医療機関、健康グッズ販売業者などがブースを出展し、ボランティアの医師や看護師が、参加者に健康診断を行い薬を処方します。タイライオンもブースを出展し、「健口美」体操(お口の体操)を紹介して、50歳以上の参加者と一緒に実演しました。参加者にはタイライオンが販売する高齢者向けのオーラルケアブランド『Good age』と『SALT』の商品が渡されました。2018年は、約1,000名が「ヘルスフェア」に参加しました。

お口の体操「健口美」体操をする参加者

⑦ 生産工場近くにあるコミュニティセンターで歯みがき指導実施

タイライオンは、シラチャ工場近くにあるRai Nueng コミュニティセンターで、地域の50-80歳の方々向けに正しい口腔ケアに関するセミナーを開催しています。参加者は、歯みがき方法・フロスの使用方法の指導を受け、口腔機能を向上させる「健口美」体操(お口の体操)を実践しました。2018年は、75名の方がこのセミナーに参加しました。

⑧ マタニティ期の従業員に向けた口腔ケア指導

一般的に、マタニティ期は、女性ホルモンが増えることで唾液分泌量が減少し、むし歯や歯周病などの口腔リスクが高まるといわれています。タイライオンでは、マタニティ期の従業員を対象に、マタニティ期の健康管理や口腔ケアの重要性を伝えるセミナーを行っています。健康管理については、タイライオン医務室の看護師が指導し、妊婦に必要な栄養摂取などについて指導を行いました。マタニティ期の母親の口腔状態は、生まれてくる子供にも影響することを伝え、正しい口腔ケアの方法について指導を行いました。2018年は、もうすぐ母親・父親になる32名の従業員がセミナーに参加しました。

⑨ 国立病院のセミナーでオーラルヘルスケア普及活動を実施

国立ラーマティポディー病院では、9月21日の世界アルツハイマーデーを記念して、医学部と歯学部が合同で、お年寄りや介護士を対象にセミナーを開催しています。タイライオンもこのセミナーに参加し、口腔保健について参加者に啓発しました。
セミナーでは、歯学部が「口腔の健康は質のよい脳の基礎である」と題した講演を行い、ブースで正しい歯みがき方法の指導や、口腔内の専用カメラで、参加者の歯と口の状態のチェックを行いました。
タイライオンもブースを出展し、(公財)ライオン歯科衛生研究所(LDH)が作成した「健口美」体操のタイ語版パンフレットとハブラシを配布しました。「健口美」体操の実践指導も合わせて行い、多くの参加者に興味を持っていただきました。

*1994年、「国際アルツハイマー病協会」(ADI)と世界保健機関(WHO)が共同で、9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心にアルツハイマー病の啓発を行っています。

清潔衛生習慣

生産工場に隣接する学校の生徒へ歯みがき・手洗い指導を実施

タイライオンでは、シラチャ工場に隣接する学校の子どもたちへ、手洗い習慣定着活動を実施しています。
生徒たちは、まずブラックライトのもとで光る、特殊なクリームを汚れの代わりに手に塗布します。次に自分の手の汚れを確認し、手洗いを行います。再度ブラックライトで自身の手の汚れを確認し、水洗いや簡単な手洗いだけでは手の汚れは落としきれないことを実感してもらったうえで、正しい手洗い方法について指導します。
実施した学校では、給食前に手を洗う習慣がない生徒が半数以上を占めていたため、今後も手洗い習慣の定着を目指し活動を継続します。

正しい方法で手洗い

環境保全活動

環境フェア「エコプロダクツ展」で歯みがき指導実施

タイライオンは、「インターナショナル エコプロダクツ展2016」でブースを出展しました。人間は環境の一部であり、「人間が健康であれば自然環境に調和できる」というコンセプトで、タイライオンやライオン㈱(日本)の環境への取り組みをブースで展示し紹介しました。
また、出展ブースのコンセプトに合わせ、「全身の健康は口腔の健康から始まる」ことを伝えるため、イベントのメインステージで、会場を訪れた小学生を対象に歯みがき指導を行いました。

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