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原材料メーカーや生産委託先とのサステナビリティの推進

「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に基づくセルフチェック

ライオンは、責任ある調達活動を推進するため、原材料メーカーおよび生産委託先へ「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に基づくセルフチェックを毎年依頼しています。人権・労働、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コンプライアンスに関するサプライチェーンにおけるリスク回避に向けた仕組みづくりを推進しています。
2014年よりセルフチェックをすべてWeb上で実施できるようオンライン化し、より効率的に取引先が回答できるようにしました。また、結果のフィードバックを回答いただいた取引先に送り、継続的にCSR調達を推進できる体制を確立しています。
2018年は海外グループ会社である韓国ライオンの取引先162社に対してセルフチェックを実施しました(回答率:75.3%)。
2020年は青島ライオン(中国)の取引先68社(うち、14社は本社実施のセルフチェックと重複している取引先)に対してもセルフチェックを実施しています(回答率:100%)。
今後も取引先とともにサステナビリティの取り組みを推進します。

*ライオングループサプライヤーCSRガイドラインおよび用語解説

以下に示す5主題、21項目のガイドライン。

  1. 人権・労働
  2. 環境
  3. 公正な事業慣行
  4. 消費者課題
  5. コンプライアンス
CSR調達の取り組み年表
2005年 「購買に関する基本方針」を制定し、原材料や製品の適正な調達を実施
2008年 社会面、環境面への配慮をより明確にした「調達基本方針」を制定。国内外の原材料メーカーや生産委託先にコンプライアンス、製品サービスの品質・安全性、環境配慮、労働・人権、公正な取引に関する企業活動のアンケートを実施。
2013年 調達基本方針」を改訂し、法令遵守、環境保全、人権尊重等からも取引先を選定する姿勢を明確化。原材料メーカーや生産委託先に期待するサステナビリティの取り組みを示した「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」を制定し、取引先に自社のサステナビリティへの取り組みのセルフチェックを依頼。
2014年 CSRセルフチェックをすべてWeb上で実施できるようオンライン化。
2018年 海外グループ会社である韓国ライオンの取引先に対してセルフチェックを実施し、セルフチェックの対象国を拡大
2019年 サステナブルで責任ある調達へ取り組みの姿勢を明確にするため、「ライオン人権方針」「ライオン贈収賄防止指針」を制定。
当社の主要な原材料であるパーム油誘導体や紙・パルプにおいて、持続可能な調達の取り組みを進めるため、「持続可能な原材料調達方針」を制定。

当社グループでは「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に基づいたセルフチェックにお応えいただいたサプライヤー様とのお取引を行います。

サプライヤーサステナビリティセルフチェックにおけるPDCAサイクル

セルフチェック依頼 フィードバックのフロー

サステナビリティに取り組む重要性をサプライヤーに理解していただくため、セルフチェックの依頼文書において、サステナビリティを取りまく情勢の説明を記載する等工夫をしています。セルフチェックは取り組みの程度に応じた3段階のチェック基準と用語解説を設けています。

サプライヤーサステナビリティセルフチェック全体集計結果(2019年)

サプライヤーサステナビリティセルフチェック全体集計結果(2019年)

過去3年間に評価したサプライヤー数と回答率推移
サプライヤー数 回答率
2017年 625社 99%
2018年 610社 98%
2019年 585社 99%
2020年目標 - 100%

結果概要

  • 2019年の回答率は99%、平均点は1〜3点の3段階で2.72点と、サプライチェーン全体でサステナビリティに取り組んでいることが確認できました。
  • 未回答の2社のサプライヤーに対しては、ヒアリング等を通じて協力をお願いしています。

重要なサプライヤー

当社は、購買金額が大きく、原材料の代替が出来ないサプライヤーを重要なサプライヤーとして位置づけており、サステナビリティへの取り組みのモニタリングを継続しています。(定義:購買金額合計の80%以上を占め、当社製品を市場に安定的に提供するために必要なサプライヤー)

重要なサプライヤーの状況
重要なサプライヤー数 重要なサプライヤーの割合
(全一次サプライヤーのうち
占める割合)
重要サプライヤーの購買金額比
(全一次サプライヤーのうち
占める割合)
2017年 90社 14.4% 80%
2018年 90社 14.8% 87%
2019年 90社 15.4% 80%

高リスクサプライヤー

セルフチェックにおいては、当社が定めるサステナビリティの重要項目において、設定基準を満たしているかを確認しており、取り組み点数が低いサプライヤーを高リスクと定めています。

新規サプライヤーの選定

当社は、すべての新規サプライヤーに対して、取引を行う前に「ライオングループ サプライヤーCSRガイドライン」に基づいたセルフチェックを実施していただいています。当社が定めるサステナビリティの重要項目において、設定基準を満たしているか確認しています。

サプライヤーエシカル情報共有プラットフォーム(Sedex)への加入

Sedex

Sedex(本部:イギリス)は、グローバルサプライチェーンにおけるエシカルで責任あるビジネス慣行の実現を目指し、エシカルなサプライチェーンデータを管理・共有する世界最大のプラットホームを提供する非営利団体です。当社はこれまで、独自の自己評価アンケート方式によるサプライヤーのモニタリングを実施してきましたが、2019年末、購買活動における社会・環境リスクの低減を目的にA・B会員として加入しました。今後もサプライヤー管理を強化し、リスクマネジメントの強靭化を図ってまいります。

* Supplier Ethical Data Exchangeの略称

持続可能な調達に向けた従業員研修

当社は、購買部門のバイヤー担当全員を対象に、持続可能な調達に向けた研修を行っています。一般社団法人日本能率協会(JMA)による調達資格認証制度(CPP)の資格取得に向け、学習会を実施しています。バイヤー業務におけるマネジメントや実践的な知識のみならず、環境、倫理、安全・衛生、人権等に配慮した調達の重要性や、サプライヤー対応についても学習しています。
また、サプライヤーの選定、取引条件や価格の設定等を、公平性・透明性のある話し合いで合意し、決定しています。下請代金支払遅延等防止法については、購買本部の社員に研修を行い、遵守を徹底しています。
CSR調達への要請の高まりを受け、今後も購買・調達に関するセミナーに社員を積極的に派遣する等、人材育成を進めます。

*CPP (Certified Procurement Professional): 企業において購買・調達業務に従事する方を対象にしており、購買・調達分野における専門知識を身につけていることを証明する資格 CPP資格

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ライオン 統合レポート2020 サステナビリティ編

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