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サステナブルなサプライチェーンの推進

原材料メーカーや生産委託先とのサステナビリティの推進

当社は、責任ある調達活動を推進するため、原材料メーカーおよび生産委託先へ「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に基づくセルフチェックを毎年依頼しています。人権・労働、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コンプライアンスに関するサプライチェーンにおけるリスク回避に向けた仕組みづくりを推進しています。
2014年よりセルフチェックをすべてWeb上で実施できるようオンライン化し、より効率的に取引先が回答できるようにしました。また、結果のフィードバックを回答いただいた取引先に送り、継続的にCSR調達を推進できる体制を確立しています。
2018年は海外グループ会社である韓国ライオンの取引先162社に対してセルフチェックを開始しました(回答率:75.3%)。
2019年は対象国の拡大を検討します。
今後も取引先とともにサステナビリティの取り組みを推進します。

*ライオングループサプライヤーCSRガイドライン及び用語解説

以下に示す5主題、21項目のガイドライン。

  1. 人権・労働
  2. 環境
  3. 公正な事業慣行
  4. 消費者課題
  5. コンプライアンス
CSR調達の取り組み年表
2005年 「購買に関する基本方針」を制定し、原材料や製品の適正な調達を実施
2008年 社会面、環境面への配慮をより明確にした「調達基本方針」を制定。国内外の原材料メーカーや生産委託先にコンプライアンス、製品サービスの品質・安全性、環境配慮、労働・人権、公正な取引に関する企業活動のアンケートを実施。
2013年 調達基本方針」を改訂し、法令遵守、環境保全、人権尊重などからも取引先を選定する姿勢を明確化。原材料メーカーや生産委託先に期待するサステナビリティの取り組みを示した「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」を制定し、取引先に自社のサステナビリティへの取り組みのセルフチェックを依頼。
2014年 CSRのセルフチェックをすべてWeb上で実施できるようオンライン化。
2019年 サステナブルで責任ある調達へ取り組みの姿勢を明確にするため、「ライオン人権方針」「ライオン贈収賄防止指針」を制定。

ライオングループでは「ライオングループサプライヤーCSRガイドライン」に基づいたセルフチェックにお応えいただいたサプライヤー様とのお取引を行います。

サプライヤーサステナビリティセルフチェックにおけるPDCAサイクル

セルフチェック依頼 フィードバックのフロー

サステナビリティに取り組む重要性をサプライヤーに理解していただくため、セルフチェックの依頼文書において、サステナビリティを取りまく情勢の説明を記載するなど工夫をしています。セルフチェックは取り組みの程度に応じた3段階のチェック基準と用語解説を設けています。

サプライヤーサステナビリティセルフチェック全体集計結果(2018年)

サプライヤーサステナビリティセルフチェック全体集計結果(2018年)

過去3年間に評価したサプライヤー数と回答率推移と目標
2016年実績 617社 94%
2017年実績 620社 99%
2018年実績 610社 98%
2020年目標   100%

結果概要

  • 2018年の実施率は98%、平均点は1〜3点の3段階で2.67点と、サプライチェーン全体でサステナビリティに取り組んでいることが確認できました。
  • 未回答の15社のサプライヤーに対しては、ヒアリングなどを通じて協力をお願いしています。

重要なサプライヤー

当社は、購買金額が大きく、原材料の代替が出来ないサプライヤーを重要なサプライヤーとして位置づけており、サステナビリティへの取り組みのモニタリングを継続しています。(定義:購買金額合計の80%以上を占め、当社製品を市場に安定的に提供するために必要なサプライヤー)

重要なサプライヤーの状況
2017年 2018年
重要なサプライヤー数 90社 90社
重要なサプライヤーの割合(全一次サプライヤーのうち占める割合) 14.4% 14.8%
重要サプライヤーの購買金額比(全一次サプライヤーのうち占める割合) 80% 87%

新規サプライヤーの選定

当社は、すべての新規サプライヤーに対して、取引を行う前に「ライオングループ サプライヤーCSRガイドライン」に基づいたセルフチェックを実施していただいています。当社が定めるサステナビリティの重要項目において、当社が定める基準を満たしているか確認を実施しています。

持続可能な原材料調達を目指して

当社は、主要な原材料であるパーム油誘導体や紙・パルプにおいて、持続可能な調達を推進することが重要であると認識し、取り組みを進めています。

「持続可能な原材料調達方針」の設定

持続可能な調達に向けた従業員研修

当社は、購買部門のバイヤー担当全員を対象に、持続可能な調達に向けた研修を行っています。一般社団法人日本能率協会(JMA)による調達資格認証制度(CPP)の資格取得に向け、学習会を実施しています。バイヤー業務におけるマネジメントや実践的な知識のみならず、環境、倫理、安全・衛生、人権などに配慮した調達の重要性や、サプライヤー対応についても学習しています。
また、サプライヤーの選定、取引条件や価格の設定などを、公平性・透明性のある話し合いで合意し、決定しています。下請代金支払遅延等防止法については、購買本部の社員に研修を行い、遵守を徹底しています。
CSR調達への要請の高まりを受け、今後も購買・調達に関するセミナーに社員を積極的に派遣するなど、人材育成を進めます。

*CPP (Certified Procurement Professional): 企業において購買・調達業務に従事する方を対象にしており、購買・調達分野における専門知識を身につけていることを証明する資格 CPP資格

サプライチェーンに関する外部イニシアティブへの参画

当社は、2006年から国際的なイニシアティブである「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」に参加しています。また、2012年からはグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)のワークショップである「サプライチェーン分科会」に参加し、「CSR調達書入門書」など各種アウトプットの制作に取り組んでいます。

その他、当社が参画するイニシアティブ

など

「グローバル購買会議」の開催

2018年8月「グローバル購買会議」を開催しました。今回で8回目となる当会議は、グループ全体でのコストの削減や、人的交流による各社の購買担当者間のコミュニケーションを強化することを目的に、毎年開催しています。
コスト削減テーマの共有や協議だけでなく、グループ全体で推進すべきサステナビリティ活動やSDGs(持続可能な開発目標)やESG投資などの社会動向、および日本国内のライオングループにおける持続可能な調達に関する取り組みなど、サステナビリティに関する知識・情報を共有しました。

* 2018年に「サプライヤーサステナビリティセルフチェック」を実施した韓国ライオンの事例を紹介し、対象国を展開するためCSR調達の必要性を伝達しました。

参加した海外グループ会社

グリーン購入

当社は、調達基本方針の第2項に記載の内容、「品質・コスト・納期などの視点に加えて、法令遵守や環境保全及び人権尊重なども含めて合理的に取引先を選定することにより、お客様への責任を果たすとともに、持続可能で健やかな社会の実現を目指していきます」に則り、全社的に環境に配慮したグリーン購入を推進しています。
従業員が使用する事務用品については、環境対応品であることを確認できる注文システムを使用し、グリーン購入に努めています。

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ライオン サステナビリティ レポート2019

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