活動レポート
事業所別活動レポート
大阪工場の生物多様性保全活動
和歌山県みなべ町千里浜海岸は、IUCN Red Listで絶滅危惧種に指定されるアカウミガメの本州最大の産卵地です。ウミガメの卵や子ガメがたぬきに襲われる食害が深刻化したことから、ライオン㈱大阪工場では2010年から日本ウミガメ協議会や現地のウミガメ研究班と連携し、ウミガメ保護活動を開始しました。食害対策としてウミガメの産卵巣への防護柵設置に取り組み、防護柵の構造と設置方法に改良を重ねた結果、2016年についに食害0を達成しました。合わせて、孵化後の卵を砂の中から掘り出し、孵化率を調べる調査、および砂浜に漂着したごみの清掃も行っています。
2021年10月05日
生物多様性ウミガメ保護ボランティア活動
7月30日の夜は夜警に参加しましたが、残念ながらウミガメを観察することはできませんでした。2日目は食害対策である防護柵の設置及び砂浜の清掃活動を行いました。ウミガメの卵は砂浜に埋まり、割れやすい為、慎重に掘り進め、防護柵を設置致しました。卵は動物に狙われたり、天候によって砂浜から出たりすると孵化できないこともあるらしく、自然界の厳しさを実感いたしました。
卵の保護のため防護柵設置
砂浜の清掃活動