活動レポート
事業所別活動レポート
ライオンケミカル㈱オレオケミカル事業所の生物多様性保全活動
事業所内の緑地環境を活かし、香川県絶滅危惧種のトンボが生息できるほどの環境を目指して、従業員が手作りでトンボ池(ビオトープ)を造成しました。トンボ池の水質改善・良化を目的に太陽光を利用した水の循環システムを導入し、香川県絶滅危惧種Ⅱ類指定のマイコアカネのほか、香川県や専門家の支援を受けながら様々な種類のトンボの誘致を推進しています。また、近隣の子どもたちを招いた自然観察会も行っており、坂出市教育委員会からも好評をいただいています。
2015年05月22日
瀬居小学校と協働の総合的な学習開始
5月22日、オレオケミカル事業所トンボ池で瀬居小学校児童3・4年生を対象に、総合的な学習最初の授業『フィールドワーク第1講』を講師河井、小林が行いました。本年、オレオケミカル事業所では、児童に自然の素晴らしさや大切さを知ってもらうことを目的に『総合的な学習(11単位)』を瀬居小学校と協働で推進しています。今回の授業内容は誘致したトンボ23種の説明の他、池に生息するヤゴ、メダカ、おたまじゃくしの観察と、児童によるトンボの採集・観察です。トンボ捕りを初めてする児童も多く、運よく採集できた児童はトンボの翅(はね)を持ち、目を輝かせながら観察していました。授業の後、先生から「教室で学べない大変価値のある体験であり、子どもたちも帰ってから、ずっと楽しかったと言っていました。今後の学習にも意欲いっぱいです。」とお礼の言葉を頂戴しました。
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トンボ採りに真剣な児童
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トンボ池周辺説明
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水槽のヤゴ説明