活動レポート
事業所別活動レポート
大阪工場の生物多様性保全活動
和歌山県みなべ町千里浜海岸は、IUCN Red Listで絶滅危惧種に指定されるアカウミガメの本州最大の産卵地です。ウミガメの卵や子ガメがたぬきに襲われる食害が深刻化したことから、ライオン㈱大阪工場では2010年から日本ウミガメ協議会や現地のウミガメ研究班と連携し、ウミガメ保護活動を開始しました。食害対策としてウミガメの産卵巣への防護柵設置に取り組み、防護柵の構造と設置方法に改良を重ねた結果、2016年についに食害0を達成しました。合わせて、孵化後の卵を砂の中から掘り出し、孵化率を調べる調査、および砂浜に漂着したごみの清掃も行っています。
2015年04月18日
2015年度第1回ウミガメ保護活動を行いました!
今年第1回目となるウミガメ保護活動を行いました。
工場の管理職を中心に、4月の活動は、産卵された卵を、野生動物から保護する為に使用する、竹網用の竹を切る活動です。
本社からも2名応援に来て頂き、総勢13名で約20~25本の竹を切り出してきました。
その竹を使い、5月から工場従業員で、竹網の作成を行う予定です。
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竹網作成に適した太さ(直径約4~4.5cm)の竹を伐採
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枝等を鉈で切り落とし、竹を1m間隔に揃える