学術支援を通じた環境コミュニケーション
水環境研究を支援する「ライオン賞」(年会学生ポスター発表賞)
ライオンは、水環境に関わる若手研究員の研究意欲の啓発と支援をするため、「日本水環境学会」に優秀な研究活動を表彰する「年会学生ポスター発表賞」(通称:ライオン賞*1)を2008年に創設しました。
「第55回日本水環境学会年会」において、「ライオン賞」最優秀賞1名、優秀賞17名が受賞されました。*2
*1 「日本水環境学会」年会での優秀なポスター発表に対して表彰を行う。
対象者:学部生、工業高等専門学校生、短大生
選考方法:学会正会員、団体会員による投票を基に、運営選考委員会が理事会にて決定する。
*2 第55回の年会はオンラインで開催されました。下記写真は第53回時の様子です。
会場入口看板
ライオン賞受賞者
受賞者 | 所属 | 研究題目 | |
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最優秀賞 | 柿木 里菜 | 富山県立大学 | プール水の使用・非使用期間を通した水質変動特性 |
受賞者 | 所属 | 研究題目 | |
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優秀賞 | 安藤 宏紀 | 北海道大学 | 下水疫学に基づく都市内におけるCOVID-19感染者の都市内局在性の把握に向けた実証調査 |
内畠 雅希 | 大阪大学 | 様々な有機物がEuglena gracilis のバイオマス・パラミロン生産に及ぼす影響 | |
荻野 瑞葵 | 北里大学 | 相模川における薬剤耐性菌の存在実態と耐性プロファイルの調査 | |
北地 優太 | 京都大学 | 大阪府安威川および沖縄県比謝川の底質におけるPFASsの鉛直分布調査による残留性, 移動性の検討 | |
高橋 大河 | 北海道大学 | ウイルスの水道水質基準制定に向けた塩素処理の有効性評価:ヒト腸管系ウイルスおよびヒトコロナウイルスの不活化特性の把握 | |
永井 孔明 | 長岡工業高等専門学校 | MALDI-TOF/MSを用いた溶存無機体窒素の安定同位体比の測定 ~複合系内の窒素動態を簡便かつ迅速に評価する革新技術の開発~ | |
中村 至克 | 千葉工業大学 | 多摩川河川水中マイクロプラスチックの降雨時流出特性に関する研究 | |
西峯 隆悟 | 大阪大学 | Pseudonocardia sp. D17による塩素化エチレン類の好気的代謝機能の評価 | |
箱島 卓 | 東京大学 | 定量的画像解析による運転条件の異なる活性汚泥フロックの形状評価 | |
前田 稜太 | 都城工業高等専門学校 | 緑色凝灰岩の施用がミニトマト栽培土壌団粒の微生物群集構造へ与える影響評価 | |
町田 紗英 | 東洋大学 | 水素供与体無しでの脱窒現象の検討 | |
松村 実乃里 | 広島大学 | 沿岸域における浮遊系と底生系の低次生物生産構造の評価 | |
三浦 耀平 | 東北大学 | 水道管路網の時空間ピンポイント劣化予測に用いる水質情報の同定に関する研究 | |
三宅 元生 | 香川高等専門学校 | 傾斜土槽法を用いたコスタリカ共和国にて持続可能な適正下水処理システムの開発 | |
森山 桃子 | 東北大学 | 水環境条件下における薬剤耐性遺伝子の接合伝達効率に関する研究 | |
山下 優輝 | 鹿児島大学 | 生ぐさ臭を呈する水道原水から発見されたカルボニル化合物の構造推定 | |
YANG XIAO | 立命館大学 | 従属栄養脱窒とAnammoxを組み合わせたラボスケール連続式リアクターによる常温窒素除去 |