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韓国ライオン

2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症予防のため、一部の活動を自粛しています。
状況が改善し、安全が確認でき次第、順次活動を再開する予定です。

オーラルヘルスケア

① 健康についての講演を地域住民へ実施

韓国ライオンは2012年より、保健所、文化センター、保健教師協会等が開催している様々な教育プログラムに参加し、健康に関する講演を行い、地域住民の健康増進に貢献しています。
講演内容は、各プログラムの参加者や形態に合わせてアレンジしています。専門家に委託して、乳幼児・保護者の正しいオーラルケア、オーラルケア管理方法、お口の健康と全身疾患の関係、感染症予防のための生活習慣等について幅広い知識を参加者に伝えています。
2019年は、約1,000名が参加し、2012年から累計で約17,800名の方が参加しています。

② 保健所と共同の「歯みがき相談室」

韓国ライオンは、地域住民のオーラルヘルスケア意識の向上および「予防歯科」意識向上を目指し、広津(クァンジン)区保健所と共同で、毎週火曜日に「歯みがき相談室」を2012年より開催しています。参加者に自分のお口の状態についてセルフチェックをしていただいた後、一対一の個別検査を行い、それぞれの歯とお口の状態に合わせたセルフケア方法を指導しています。
2019年は約1,790名が参加し、累計で約17,000名が参加しています。

③ 保健所・大学と共同した小・中・高等学校でのオーラルケア指導

韓国ライオンは、西大門(ソデムン)区保健所と延世(ヨンセ)大学歯学部予防歯科学の協力のもと、ソウル特別市内の西大門区管内の小学校や中学校、高等学校に歯みがき施設(歯科健診やオーラルケア指導を行う施設)を設置し、そこで歯みがき教育を2014年より実施しています。
歯みがき施設では、歯科医師・歯科衛生士による継続的なモニタリングを行っています。年に2回歯科健診を行い、4年間経過観察し(対象は小学4-6年生、中学1-3年生、高校1-3年生)、さらに、正しいオーラルケア習慣を身につけてもらうよう、毎月1回、歯科衛生士が学校を訪問し、昼食後の歯みがき習慣や正しい「予防歯科」習慣を学生に伝えています。
2019年は、歯みがき施設が15校に増え、計10,480名の学生に指導しました。2014年から累計で約32,000名の学生に歯みがき教育を行いました。

④ 「小学生歯みがき大会」の実施

ライオングループは、⽣涯にわたって⼈々の健康保持をサポートするため、子どものころからの歯とお口の健康意識を育むことに重点を置いています。日本では、小学生に対して正しい歯みがき指導やオーラルケアを指導することを目的に「全国小学生歯みがき大会」を1932年から実施しています。現在では、活動の場をアジアの国・地域を中心に広げ、⼩学校で毎年開催しています。
韓国ライオンでは、2009年より「小学生歯みがき大会」を開催しています。2019年は5月の大会に、現地の小学校2校と日本人小学校2校の児童約430名が参加し、2009年から累計で約8,000名の小学生が参加しています。

清潔衛生習慣

① 流通2社とのコラボレーション企画 『Ai! Kekute(アイケクテ)*1』 CSR寄付プロモーション

韓国では寄付文化が根付いており、消費者による「エシカル消費*2」が購買習慣として浸透しています。2019年12月、韓国の大型スーパーである「ロッテマート」、「KIM’S CLUB」と共同で、韓国ライオンが店頭で販売する『Ai! Kekute』を消費者が購入すると、「韓国小児ガン財団」、「緑の傘子ども財団」、「韓国ひとり親家庭福祉施設協会」等の団体を通じて、小児ガン患者を持つご家庭や衛生環境に恵まれない子どもを支援することができる寄付キャンペーンを実施しました。流通2社の寄付プロモーション終了後、計10,000個のハンドソープが財団や協会を通じて寄付されました。

  • 韓国小児ガン財団: 外来診療拠点病院および患児のいるご家庭に直接寄贈しました。
  • 韓国ひとり親家庭福祉施設協会: シングルマザー・ファザー家庭に直接寄贈しました。

今後も様々な流通と共同し、寄付活動を拡大していきます。

*1『Ai! Kekute』は、韓国ライオンが販売するハンドソープのブランド名です(ライオンが販売する『キレイキレイ』)。韓国語で「あら!キレイ」という意味です。
*2 エシカル消費とは、消費者が各自にとっての社会課題の解決に取り組む事業者を応援しながら行う、人や社会、環境に配慮した消費行動のことです。

②『Ai! Kekute(アイケクテ)』子ども向け手洗い教室

韓国ライオンでは、子どもたちが自分自身の健康を守ることができるように、韓国ライオンが販売しているハンドソープ『Ai! Kekute』を使用して、正しい手洗い方法を指導しています。清潔衛生習慣の定着において、特に重要な時期は幼児期です。
2016年より、韓国ライオンでは、ソウル特別市および首都圏の4歳から6歳の幼稚園児を対象に『Ai! Kekute』手洗い教室を開催しています。教室では、泡の形のキャラクターと司会者が子どもたちの興味を引きつけ、積極的な参加を促しています。手洗いソングや体操を通じて正しい手洗いを教え、手を洗うことは面倒なことではなく楽しい行為であることを伝えています。また、参加した子どもたち全員に「手洗いシートとシール」を配布し、各家庭で手洗いがきちんとできた後に保護者にシールを貼ってもらい、手洗い習慣が身についていることを手洗いシートを通じて幼稚園の先生に確認してもらっています。2017年は50の幼稚園で『Ai! Kekute』手洗い教室を実施し、6,580名の幼稚園児が参加しました。
2019年は、韓国ライオンの従業員の子どもが入園している4つの幼稚園で手洗い教育を実施しました。また、従業員が参加する毎⽉のボランティアプログラムを地域児童コミュニティセンター2ヵ所で行い、手洗いの歌や体操を通して、手洗いが退屈ではなく、楽しいことであることを子どもたちにレクチャーしました(対象:4歳から13歳、参加者合計:約300名)。

③ ソウル地域の5つの子供図書館と連携した手洗い習慣定着活動実施

図書館は子どもたちがよく利用する施設です。韓国ライオンは、ソウル特別市内5つの子供図書館(ソウル特別市教育庁子供図書館、銅雀(トンジャク)子供図書館、蘆原(ノウォン)図書館、江南(カンナム)モッコル図書館、道峰(トボン)文化情報図書館)と連携して、「本を読むライオンは『Ai! Kekute(アイケクテ)』」キャンペーンを実施しました。このキャンペーンは、本には見えないバイ菌がたくさんついているので、本を読む前後にはしっかり手を洗うことを伝える目的で実施しています。また、きれいに本を扱うと本が長持ちするので、紙を作るための木を使わなくて済むことから、手を洗うことは衛生的な目的だけではなく、環境にもよいことを伝えています。
図書館司書は「価値BOX」を使って、子どもたちに読書の前後に手を洗うことの重要性や、日常生活でバイ菌がつきやすい箇所、正しい手の洗い方、手を洗った後にもキレイに保つヒントを教えてくれます。子どもたちは「価値BOX」のセット(手洗いが習慣化するように、クイズで楽しみながら手洗いについて学べる教材が2つ入っています。図書館で学ぶものと、もうひとつは家で使うもの)をもらって学びます。
韓国ライオンは、このキャンペーンを試験的に2018年12月から2019年2月まで実施し、約615の世帯が参加体験しました。

*価値BOXは、バイ菌がつきやすい箇所、正しい手の洗い方や、手洗いのタイミングを示すリーフレットです。子どもたちは学んだ後に組み立てると「価値BOX」になります。

「本を読むライオンは『Ai! Kekute』」キャンペーンの様子

2種類の価値BOX

④ ハッピーアライアンス(Happy Alliance)と共同で行う児童衛生教育プログラム等の推進

韓国ライオンは、2017年8月に社会貢献活動や持続的な社会貢献事業モデルを促進するため、ハッピーアライアンスとパートナー協定を締結しました。2019年8月には、ハッピーアライアンスが主催した「夏休み健康キャンプ」で、京畿道(キョンギド)の地域児童センターの児童約600名を対象に、オーラルケアを含む様々な活動を実施しました。参加した児童には、教育KITを提供しました。KITには、韓国ライオンが韓国で販売している『Kids safeハブラシおよびハミガキ』、むし歯予防学習リーフレットが入っているので、自宅に帰ってからも正しい歯みがきができるようになっています。
これからも韓国ライオンは、子どもたちのQOL(生活の質)向上に貢献するため、ハッピーアライアンスとの協力を継続していきます。

*ハッピーアライアンス(Happy Alliance)は、分かち合いと協力により社会に変化をもたらすため、社会問題の解決に取り組む最前線で活躍する企業、機関、個人のネットワークです。

ハッピーアライアンス協定式

夏休み健康キャンプで韓国ライオンの口腔衛生ブース

社会的弱者の人達に届ける韓国ライオンの日用品を箱に詰めるボランティア従業員

⑤自治体と連携した清潔衛生習慣定着活動

出生率の減少は、韓国においても社会課題となっています。韓国ライオンは、出生率の向上に向けて政府・自治体と連携した取り組みを実施しており、自治体との事業協約を締結しています。出生届を提出した家庭を対象に、衛生的なくらしを支える「衛生セット」をお渡しし、新生児の衛生的な毎日を支援しています。
2019年は35の自治体に拡大し事業協約を結んで支援活動を実施しました。また、PM2.5等、高まる環境汚染に対する不安を低減できるよう、正しい手洗いに関する情報や『Ai! Kekute(アイケクテ)ハンドソープ』を約93,000世帯に提供しました(累計 約100,000世帯)。

⑥ 社会的弱者への健康支援活動

韓国では、お年寄り等、社会的弱者の劣悪な生活環境による健康被害(シックハウス症候群・ハウスダスト症候群等)が社会課題となっています。韓国政府(環境部 韓国環境産業技術院)は企業・病院・自治体等と連携して、生活環境の改善に向けた支援事業に取り組んでいます。
韓国ライオンもこの事業に参画しており、2015年より社会的弱者の方がいる世帯を対象に、台所用洗剤、洗濯用洗剤、オーラルケア製品等の日用品を提供し、健康的な毎日を支援しています。
2019年は600世帯を対象に実施し、今後も継続的に取り組みます。

環境保全活動

① 西海(ソヘ)沿岸の浄化活動に参画

2019年9月、「第19回国際沿岸浄化の日」のイベントが開催されました。このイベントは、海洋沿いのごみの削減を目的に国連環境計画(UNEP)で定められた活動です。活動場所である⿓遊島のマシアン海岸は、仁川国際空港近くにあり、⼲潟と砂浜を同時に⾒ることができる特徴ある海岸です。
⽣産本部の拠点が仁川地域にある韓国ライオンは、創⽴15周年を記念して、仁川地⽅海洋⽔産庁と連携のもと初めてこの清掃活動に参加しました。全社約100名の従業員が⻄海沿岸の⽣活ごみをはじめとする廃発泡スチロール、使⽤済みの漁具等約1トンに達する海洋ごみを回収しました。
韓国ライオンは「1社1河川、1社1道路づくり運動および街づくり」をテーマとして掲げており、今後も⻄海沿岸浄化活動に定期的に参画していきます。

②森作りプロジェクトの支援

蘭芝島(ナンジド)は、1970年ごろからソウル特別市の公式ごみ埋立地に指定されていた漢江(ハンガン)沿いの小さな島です。ソウル特別市の急速な近代化および経済発展の影響で蘭芝島はごみの山と化しました。1990年ごろ、埋立地は閉鎖されましたが、政府はこの問題を深刻にとらえ、蘭芝島を「生態公園」として再生させるプロジェクトを立ち上げました。その内のひとつである「ハヌル公園」にて、市民団体・企業・政府が連携し、生態系の回復を目指す「100の森作りプロジェクト」が推進されています。韓国ライオンも、環境保全を大切にする企業として、このプロジェクトを2017年より支援しています。
韓国ライオンは、『Ai! Kekute(アイケクテ)』と名づけた独自の森をつくり、従業員がボランティアで約100本の苗を植樹しました。また、苗木が安定して育った後に、ハヌル公園内の森に移し変えています。2019年はこの活動に従業員とその家族86名が参加しました。

苗木を移し変える場所を探す様子

苗木の移し変え

従業員家族の「『Ai! Kekute』の森」植樹活動

③ 江原道(カンウォンド)山火事被害現金および物品寄付

2019年4月、江原道で大規模な山火事が相次いで発生し、近隣住宅が火災に遭い大勢の住民が避難する等、深刻な災害が発生しました。江原道の被害地域の環境復旧と基本的な生活支援のために、韓国ライオンは、「希望ブリッジ全国災害救護協会」を通じて、現金2,000万ウォンと、避難所で生活する住民等約1,000名を対象に2,500万ウォン相当の衛生用品を寄付しました。韓国ライオンは2017年に発生した浦項(ポハン)地震と江原道山火事等の災難時にも、被害地域の復旧のため、支援金を寄付する等災害∙災難復旧のための社会的責任を果たしています。

ライオン 統合レポート2020 サステナビリティ編

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