活動レポート
事業所別活動レポート
大阪オフィスの生物多様性保全活動
2016年から、大阪オフィスでは生物多様性保全活動として、「大阪福島ライオンズクラブ」、「のだふじの会」に協力する形で、「のだふじ」の保護育成活動に取り組んでいます。
市民の皆様に「のだふじ」の保護活動を知っていただき、協力いただくことが課題であるため、大阪市福島区内で開催される「のだふじウォッチングスタンプラリー」(大阪福島ライオンズクラブ主催)に参加して、「のだふじ」の歴史、種としての重要性などを市民に啓発する活動を支援しています。また、藤棚を保全するには定期的な剪定作業が必要なため、剪定作業にも協力しています。
2019年06月25日
大阪オフィスの生物多様性保全活動
2018年4月28日(土)
大阪市福島区で開催された「第5回のだふじウォッチングスタンプラリー」(のだふじの会・大阪福島ライオンズクラブ主催)に参加してきました。今回の「のだふじ」イベントへの参加は、大阪オフィスとしての生物多様性保全活動の一環です。
大阪オフィスは2016年から取組を開始しました。
今年のイベントは、大阪オフィスからも10名が参加して、大変盛り上がりました。
「のだふじ」は、昨夏の移転前まで46年間大阪オフィスが在籍していた大阪市福島区の「区花」として制定されました。
発祥は古く南北朝時代まで遡り、南朝方(後醍醐天皇から4代、建武政権)が誇る「吉野の桜」(関西桜の名所)に対抗して、「野田の藤」は北朝方(光厳天皇から5代、室町幕府側)の誇りとされ、その後1594年(文禄3年)、豊臣秀吉が多くの家臣を伴って藤見物に訪れたとも言われています。
その後、太平洋戦争での戦災等によって、その殆どが廃れましたが、1971年から有志により再生が始められ、2018年4月には25ヵ所で開花の様子が見られるようになりました。
当日は季節外れの暑さの中、今年も福島区内中学校での土曜授業の一環として参加された野田中学校新2年生100名を含め、合計250名の参加がありました。
3月末から続く気温上昇の為、盛花期が前倒しになった為、昨年に比べ人数は大幅に減ったのは残念でした。
このスタンプラリーは、事務局厳選の鑑賞場所を含め、最大5kmの徒歩コースを約2時間かけて巡るイベントです。
スタート前には主催者である、のだふじの会森本事務局長、大谷福島区長、区長の前職(吉本興業)の繋がりで参加の「福島区住みます芸人」から挨拶がありました。
また、スタンプラリーのゴール地点では当社協賛景品の<CHARMY Magica>が配布されました。
19:00からは阪神電鉄野田駅前の藤棚前で<のだふじキャンドルアート>というイベントにも参加しました。点火されたキャンドルの灯でライトアップされた藤の花は、太陽の下とは違う表情を我々に見せてくれました。
野田藤の盛花期は毎年4月20日前後の1週間と大変短い期間です。
今後は福島区も鑑賞スポットを多く整備していくとお聞きしています。
ご来阪の際は是非お立ち寄りをお勧めします。
(大阪オフィス総務室 植田 記)
阪神電鉄野田駅前広場の藤棚
ライトアップされた阪神電鉄野田駅前広場の藤棚