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環境とともに ライフサイクルにおけるCO2排出量削減

ライオングループは、事業所におけるCO2排出量削減だけでなく、生産者責任の一環として、製品の「原材料調達」から「消費者による廃棄」までのライフサイクルにおけるCO2排出量削減にも着目し、脱炭素に関する課題解決にチャレンジしています。

「LION Eco Challenge 2050」と2030年に向けた目標・指標

  • 2030年までにライフサイクルにおけるCO2排出量を2017年比で30%削減を目指します(絶対量)
  • 2050年までにライフサイクルにおけるCO2排出量半減を目指します。

サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量

当社グループは「脱炭素社会の実現」に向けて、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を把握することの重要性を認識し、2013年より「GHGプロトコル・スコープ3基準」に基づき、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を算出しています。2021年度のスコープ1、2、3の合計は、493万tとなりました。
今後、温室効果ガス排出量が大きい「商品の使用」段階の排出量削減に寄与する商品の普及およびさらなる開発を推進し、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいきます。

サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量

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国内事業所のスコープ1、2別の温室効果ガス排出量(千トン)

2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
スコープ1 22 22 21 19 21
スコープ2 55 53 50 48 52
合計 77 74 70 67 74

スコープ1:事業所からの直接排出
スコープ2:購入したエネルギーの生産(発電等)にともなう間接排出

海外事業所のスコープ1、2別の温室効果ガス排出量(千トン)

2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
スコープ1 51 26 49 54 64
スコープ2 43 44 43 42 22
合計 94 70 92 96 86

スコープ1:事業所からの直接排出
スコープ2:購入したエネルギーの生産(発電等)にともなう間接排出

CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」を3年連続で獲得

当社グループは、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDPから、サプライヤー・エンゲージメント評価において最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に3年連続で選出されました。
サプライヤー・エンゲージメント評価は、気候変動問題における企業のサプライチェーンへの働きかけを評価する指標で、CDP気候変動質問書における「ガバナンス、目標、スコープ3排出量算定、サプライヤーとの協働」という4つの分野の質問項目への回答に基づき評価されます。この評価は、世界5,600社以上の企業を対象に実施され、温室効果ガス排出量を削減し、サプライチェーンの気候リスクを管理するための行動と戦略が認められた企業が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選出されます。2021年は、当社を含む約500社、日本企業では当社を含む105社が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選出されました。

CDP

物流部門における取り組み

当社は、以下の取り組みを通して、CO2排出量・エネルギー消費原単位の削減に取り組んでいます。

  • 輸送用トラックの大型化
  • 積載率向上等の物流効率化
  • 工場直送の拡大を通じた輸配送距離の短縮
  • トラック輸送から鉄道や船舶輸送に変更するモーダルシフト

コロナ禍における緊急輸送要因でのトラック輸送の増加や災害時における鉄道輸送の減少等により、当社の2021年のモーダルシフト化率は、社内輸送の11.2%(2020年:13%)、距離500km以上の長距離輸送においては37%(2020年:41%)と低下しました。
モーダルシフトは低下しましたが、輸送用トラックの大型化や積載率向上等の物流効率化の取り組みにより、物流におけるCO2排出量は21,859トンで前年比2%低下しました。また、エネルギー消費原単位では前年比3.0%削減したものの、5年平均で2.9%増加し、目標である「年平均1%以上削減」は達成できませんでした。今後、年平均1%以上削減を目標に取り組みを推進します。

エコレールマークの認定

エコレールマーク制度」は、製品輸送時に貨物鉄道を一定以上の割合で利用している企業または製品が認定を受けられる、国土交通省により設けられた仕組みです。お客様にとって見えにくい流通過程において、企業や製品が地球に優しい交通手段を使用したことを識別しやすくするために「エコレールマーク」が付けられます。当社は2021年にエコレールマークの認定を更新し、公益社団法人鉄道貨物協会が発行するエコレールマークパンフレットや国土交通省のホームページで紹介されています。

エコレールマーク

また、以下の6商品が認定されています(2021年10月時点)。

  1. おふろのルック
  2. キレイキレイ 薬用泡ハンドソープ
  3. キレイキレイ 薬用液体ハンドソープ
  4. ビトイーンライオン
  5. トップ スーパーNANOX
  6. ソフラン プレミアム消臭

花王株式会社との共同往復定期輸送

2020年10月より花王株式会社とともに、両社拠点間の共同往復定期輸送を開始し、大幅なCO2削減を見込んでいます。同時に「長距離輸送の効率化」として、ドライバーの負担軽減にも貢献しています。今後も、共同物流の拡大や、中継輸送による労働環境改善等、取引先や物流事業者等の関係者との相互理解と協力のもと、物流環境の改善に取り組みます。

CO2排出量45%削減(両社合計 従来方法比)

花王株式会社との共同往復定期輸送:物流フロー

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ニュースリリース:花王・ライオンが協働してスマート物流への取り組みを開始。内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラムに参加

貢献するSDGs

SDGs

ロジスティクスEDIの構築

物流情報基盤の分野では、日用消費財業界全体の物流課題解決を主導的立場で推進しています。業界の商流EDIを運営する株式会社プラネットの物流情報基盤「ロジスティクスEDI」を活用し、ASN(Advanced Shipping Notice:事前出荷情報)による「納品伝票の電子化」や「検品簡素化」の実証実験を行い、順次、卸売業への配送車両単位でのASN配信を開始しました。
これと並行して、業界のメーカーやその配送等を担う物流事業者で構成される「サプライチェーン物流生産性研究会」(公益財団法人流通経済研究所主催)の中で、物流現場の業務プロセスの効率化・標準化の活動にも取り組み、他メーカーや物流事業者とも連携しながら、業界全体のサプライチェーン標準モデル構築を主導しています。これらの取り組みによって、「労働環境の改善」「労働生産性向上」「環境負荷軽減」を同時に図り、持続可能で強固なサプライチェーン基盤の構築を実現します。

Electronic Data Interchangeの略。「電子データ交換」の意味。

ASNを利用した検品レスの目指す姿

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貢献するSDGs

SDGs

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