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「ライオン山梨の森Ⅱ」で新入社員研修を行いました

2023年05月26日 ライオン山梨の森

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みなさん、こんにちは。
サステナビリティ推進部の「みやこ」です。

 

2023年4月に入社した新入社員は、5月までの2か月間、新入社員研修に取り組んでいます。

 

ゴールデンウイークを挟み、4月28日と5月9~10日は、サステナビリティ推進部が担当し、ライオンのサステナビリティに関する研修を行いました。

 

4月28日は、オンラインと対面のハイブリッド形式で講義を実施し、当社におけるサステナビリティの考え方や、環境・社会に対する様々な取り組み、そして「ライオン山梨の森」の活動などについて、当部の3名の講師が説明しました。
ライオンの他、関係会社であるライオン・スペシャリティ・ケミカルズ、ライオンハイジーンの新入社員79名が受講しました。

講義の様子

講義の様子

5月9~10日は、山梨市にある「ライオン山梨の森Ⅱ」での森林整備体験の実習を行いました。
講義に加え、実際の森林整備体験を通して、当社事業と深い関わりのある水資源保護の大切さを知ってもらい、新入社員の環境意識を高めることが大きな目的です。

 

新入社員は半数ずつ2日に分かれて、「ライオン山梨の森Ⅱ」にやって来ました。
昨年の新入社員研修に引き続き、道路建設の残土置き場だった造成地に小樹木を移植し、里山再生にチャレンジします。
2日間とも晴天に恵まれ、気持ちの良い気候の中で実習をスタートしました。

  • 開会式の様子(9日)

    開会式の様子(9日)

  • 山梨市役所農林課の古屋リーダーから奨励をいただきました

    山梨市役所農林課の古屋リーダーから奨励をいただきました

森の目指す姿や作業内容の説明の後、早速5人1チームで作業を開始しました。
5人のうち2人は奥の森に生えている小樹木を掘り取り、3人はそれを造成地に植えるための造成地の穴掘りを行いました。
いずれもかなりの重労働でしたが、チームメンバー同士で声を掛け合いながら、一生懸命に作業を進めていました。

  • 小樹木の掘り取りの様子(9日)

    小樹木の掘り取りの様子(9日)

  • 造成地の穴掘りの様子(10日)

    造成地の穴掘りの様子(10日)

午前中の作業を終え、昼食には地元のお弁当をいただきました。

美味しいお弁当で、体力を回復!(9日)

美味しいお弁当で、体力を回復!(9日)

午後も小樹木の移植作業の続きを行い、全チームが無事に完遂しました。
移植の際、森の落ち葉から作った堆肥と市販の堆肥をエリア別に土に混ぜ込んだので、今後、生育に差が出るのかどうかモニタリングする予定です。

  • 堆肥を土に混ぜ込みます(10日)

    堆肥を土に混ぜ込みます(10日)

  • 地面に対し真っすぐに木を植えます(9日)

    地面に対し真っすぐに木を植えます(9日)

  • 移植完了!(10日)

    移植完了!(10日)

  • 無事に育ちますように…(9日)

    無事に育ちますように…(9日)

2日間の作業終了後には、造成地に新たに20本の小樹木が移植されました!

造成地に小樹木が移植されました!(10日)

造成地に小樹木が移植されました!(10日)

作業終了後、水資源保護のために森林整備を行っていることを実感するために、森から徒歩で行ける「西保堰第四号隧道(にしぶぜきだいよんごうずいどう)」を見学しました。
西保堰は、成立が享保年間にさかのぼる灌漑(かんがい)用水路で、現在も山梨市内を潤し続けています。
本隧道は明治37年に建造され、貴重な文化財として親しまれているそうです。

  • 西保堰第四号隧道

    西保堰第四号隧道

  • 山梨市役所農林課の堀内さんが、隧道の説明をしてくださいました

    山梨市役所農林課の堀内さんが、
    隧道の説明をしてくださいました

各1日の実習でしたが、新入社員は水源保護の大切さや森林整備の苦労を体感することで、環境意識が高まったようでした。
実習で得た学びを、普段の生活や配属後の業務に活かしてくれることを願っています!

今回植えた小樹木の成長を見守りながら、これからも里山再生にチャレンジしていきます。

集合写真(9日)

集合写真(9日)

集合写真(10日)

集合写真(10日)

 

 

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