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健康な生活習慣づくり健康な生活習慣づくり

基本的な考え方

石けんとハミガキから始まったライオンは、「愛の精神の実践」を創業からの想いとして受け継ぎ、人々の心と身体のヘルスケアの実現を目指して、商品の提供とともに、生活者への情報発信や普及啓発活動を推進し、より良い習慣づくりを提案してきました。
生活必需品やサービスを提供するライオングループは、社会において重要な役割を果たしており、歯みがきや手洗いといった健康に直結する生活習慣を定着させていくことこそが、価値創造の原点であると考えています。

推進方針

ライオングループのパーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」に基づき、「オーラルヘルスケア習慣」と「清潔・衛生習慣」を通じ、「健康な生活習慣づくり」を事業展開エリアののべ10億人に提供することで、より多くの人々の毎日に貢献します。

オーラルヘルスケア習慣

当社グループは、人々の健康寿命延伸の重大要素のひとつである口腔健康の増進のために、むし歯や歯周病の予防を目的とした「歯みがき習慣」の定着を推進してきました。2030年に向けては、デジタルテクノロジーを活用した製品・サービスの提供とオーラルヘルスケア機会の格差解消を通じた事業機会の拡大により、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせた前向きな予防歯科習慣づくりを目指します。

清潔・衛生習慣

当社グループは、さまざまなシーンで使用できるハンドソープや消毒剤の提供、手指の清潔・衛生による感染予防の普及啓発活動を保育所・幼稚園・小学校等で実施してきました。日本を含むアジア地域において、エリアごとの清潔・衛生課題に対応した製品提供と啓発活動を展開しています。
特に、東南・南アジアにおいては食の安全等に活動領域を広げ、衛生製品・サービスを提供します。普及啓発活動においては、「大切な人を守る清潔・衛生行動」の習慣化を目指します。

推進にあたっては、生活者に寄り添い、それぞれの地域の行政や学校等、他企業・自治体等とも連携しながら、この活動を日本のみならずアジアでも、活動を推進してまいります。

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ライオングループの2030年までの取り組み

2030年目標と進捗

目標(2030年) 指標(2030年) 指標の進捗(2024年実績)
すべての人が必要な時に、いつでも、オーラルヘルスケアを行える機会を提供し、誰もが健康でいられるよう、オーラルヘルスケアの習慣化を目指します。
  • 健康な生活習慣づくりに貢献する製品・サービス、および情報を提供した人数
    ⇒のべ10億人
    〈 オーラルヘルスケア 5億人、清潔・衛生 5億人〉

オーラルケア 4.0億人

〈予防歯科習慣の啓発〉

国内:

  • 予防歯科習慣化に向けた活動領域の拡大(『OraCo』)

海外:

  • 幼児向け・児童向けの歯みがき啓発活動実施

〈予防歯科習慣の実践〉

国内:

  • 歯みがき頻度拡大の促進
    昼歯みがき実施率37%(2030年目標50%)
  • ハミガキ、ハブラシ以外の製品の使用拡大の促進
    歯間清掃用具使用率38%(2030年目標50%)

実態調査より算出

日常生活のあらゆるシーンの中で、菌・ウイルスの体内侵入を防ぎ、誰もが健康でいられるよう、清潔・衛生行動の習慣化を目指します。

清潔・衛生 3.1億人

〈教育機関等を起点とした清潔・衛生習慣の浸透・定着〉

ライオングループ:

  • 保育所・幼稚園・小学校等での手洗い習慣の普及啓発活動実施
  • 「キレイキレイ マイボトルコンテスト」実施
  • バングラデシュにおけるJICAを通じた小学校での衛生啓発実施

〈清潔・衛生習慣化に向けた活動領域の拡大〉

国内:

  • 手洗い授業キットを配布する「フレーフレーファミリーPJT」実施
  • 子育てアプリiibaとの手洗い啓発イベント実施
  • 岡山県における企業版ふるさと納税を活用したハンドソープの小学校設置

海外:

  • 韓国における出産時奨励事業としての出産を控えた妊婦への衛生用品の提供
  • タイにおける官民連携プロジェクトによる手洗い啓発

2024年実績より、アジアの事業状況をふまえて身体・食の安全等に活動領域を広げた新たな方法で算出

サステナビリティ重要課題と2030年目標・指標 / 2024年実績・施策(1.37MB)

取り組み

情報

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