労働安全・設備安全

グループ目標である「オールライオン重大事故0件・重大災害0件」に向けて、労働安全衛生管理体制の強化に取り組んでいます。
「安全は、何事にも優先すること」を基本に、厚生労働省の指針に基づく「労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS) 」に「防災」を付加した独自の「安全衛生防災マネジメントシステム」を国内グループ各社で整備し、2012年より内部監査を含め実行性向上に繋げています。この安全マネジメントシステムのもと、有害性を含めた潜在的危険性の低減、作業環境の維持に継続的に取り組み、安全な職場環境の形成と体制づくりに取り組んでいます。また、経営トップを議長とした「安全衛生防災会議」で、全社における設備安全、労働安全(労働環境、健康障害防止、精神的健康の保持を含む)確保の施策を審議し、リスクの徹底的な排除へ向けた取り組みを継続的に推進しています。さらに、安全衛生防災会議議長を監査責任者として、主に安全や防災活動の妥当性、有効性について客観的立場で行う「トップ安全監査」を各工場(事業所)に対し、計画的に実施しています。
各工場(事業所)では、労働安全衛生法に基づき組織された「安全衛生防災委員会」が主体となって、事業所特有の問題を含め、事業所内で働く全ての従業員の意見を反映させ、委員会を有効に活用し、課題解決をはかっています。
海外グループ会社に対しても、国内から労働災害の防止に向けた支援を積極的に行っています。2018年から、経営直下に「安全防災推進室」を設置し、ライオングループの労働安全衛生防災管理体制をさらに強化しました。

* PDCAにより継続的な安全衛生管理を自主的に進める仕組み。

トップ安全監査

生産部門工場(関係会社含む)に対し、安全衛生防災会議議長(担当役員)を監査責任者として、主に安全・防災活動の仕組みが適切であるかの妥当性および当社の「安全衛生防災マネジメントシステム」が確実に運用されて、安全防災水準が向上しているかを監査しています。トップ安全監査を通じて、事故・災害撲滅の指導・助言を通じて工場の安全性をさらに高め、安心・安定な職場環境づくりに努めています。

労働安全

2017年の労働災害件数は22件(通勤途上災害2件除く)となりました(内休業災害4 件)。災害要因を分析した結果、災害の型としては、「転倒・落下」が6件、「挟まれ・巻込まれ」が4件、「薬傷」が4件、「衝突」が3件、「切傷」「火傷」が各1件、「その他」3件でありました。その主要因としては、作業の慣れによる油断(安全軽視・ルール逸脱 等)であると考えます。
労働災害防止のためには、安全管理体制および労働安全意識の強化が重要です。当社は、若年層から中間層に対する「危険体感教育」を実施しています。外部研修センターの活用や各事業所で手作りの各種危険体感機を使用し、熟練者の指導の下、危険に対する感性の強化をはかっています。

2017年 危険体感教育(安全研修)に参加した従業員人数(社内教育)
千葉工場 小田原工場 大阪工場 明石工場 合計
429名 39名 138名 135名 741名

安全道場の開催

労働災害防止のためには、徹底した安全管理活動と職場のリーダーを中心にして自ら動き出す職場自主活動の実践が必要不可欠です。当社は、中央労働災害防止協会ゼロ災推進センターの先生の指導で「安全道場」を開催しており、2017年は10工場から19名が参加しました。各工場の管理監督者のリーダーシップ開発や、従業員が自ら安全先取りへ動き始めるための取り組み方を体験学習しました。今後も学んだことを活かし、各職場が一体となった安全活動を推進していきます。

安全道場の参加メンバー

安全道場の参加メンバー

安全道場の様子

安全道場の様子

労働災害発生件数(通勤災害を除く)

生産部門の労働災害度数率(死亡、休業災害
(1日以上)、不休災害で身体機能を失う場合)

生産部門の労働災害強度

※強度率:労働損失日数 / のべ実労働時間(千時間)

2017年末 無災害労働時間(累積)(万時間)
研究部門 生産部門
平井 小田原 千葉 小田原 大阪 明石
96.8 338.1 516.5 29.3 451.6 37.2

設備安全

昨年、当社では設備事故は発生していませんが、他社で発生したプラント事故情報を活用し、安全管理の形骸化や作業員の技術、技能、意識の維持継続に繋げています。危険物設備の2大事故である「火災・爆発」、「漏洩」について、2016年には着火主原因である静電気の基礎教育を実施しました。2017年には漏洩の主原因である腐食現象について各工場で教育を行い、意識・知識の向上をはかりました。また、腐食に関するさらなるレベルアップや工場での設備腐食トラブル原因究明のため、外部専門機関との技術交流も開始しました。
さらに、作業員に対して変更管理に対する意識と知識教育等を階層別に行い、設備安全への管理強化をはかっています。
ハード面では、設備の老朽化に対し、重要度に応じた日常点検や保守基準を設定し、実行しています。今後も、中・長期的な視点で、計画的な人材育成も含めた、設備安全技術力の強化により一層取り組んでいきます。

* 設備面および運転条件などの変更に伴うリスクを防止するマネジメント活動

異常現象発生件数
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
2 2 0 0 0

緊急事態への対応

当社は首都圏直下地震をはじめとする各種自然災害への対応を進め、防災体制の強化をはかっています。
2017年は大阪市と災害協定を結んだほか、防災訓練では兵庫県での断層型地震を想定し、エリア内の事業所と連携した情報の収集や指示系統の確認を行いました。また、安否確認訓練、徒歩帰宅訓練や普通救命講習会などを実施し防災体制の強化に向けた取り組みも継続して行っています。今後も広域のエリアを対象とした訓練を実施し防災力を強化していきます。

海外生産マネジメント会議の開催

当会議は、生産のグループ内連携の強化や、シナジー効果の最大化に向けて、日本および海外グループ会社の工場長や工場スタッフが集まり、開催しています。
第3回の海外生産マネジメント会議はタイで行い、海外で初めての開催となりました。会議では、各国との生産情報共有化や、安全、環境などのテーマを設定し、オールライオンでの協力体制構築について、活発な議論を行いました。今後もグループ全体での生産活動の向上に日々取り組みます。

第3回海外生産マネジメント会議の参加メンバー

参加した海外グループ会社

  • 韓国ライオン
  • タイライオン
  • 青島ライオン(中国)
  • グローバル・エコケミカルズ・マレーシア(旧LECO)
  • ライオンウイングス(インドネシア)
  • サザンライオン(マレーシア)

アスベスト対策

当社は、建物のアスベスト使用状況を調査し、飛散系アスベストの囲い込み、または除去を完了しました。プラントや建屋の解体・撤去工事などの際に、非飛散系アスベスト有無の分析確認を法遵守で対応しています。

が付く項目はサステナビリティ以外のコンテンツへ移動します