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トップメッセージ

次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ

「健康、快適、清潔・衛生を通じた新たな顧客体験価値の創造」により、毎日の習慣を、もっとさりげなく、楽しく、前向きなものへ“リ•デザイン”することで、一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」を実現し、未来のWell-Beingな社会創りに貢献します。

代表取締役会長 濱逸夫 代表取締役社長執行役員 掬川正純

(写真左)代表取締役 会長 濱 逸夫
(写真右)代表取締役 社長執行役員 掬川 正純

経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の目指すもの

ライオンは1891年の創業以来、128年の長きにわたり、時代とともに変化する社会課題に対して、事業を通じて応え続けてきました。
近年、当社を取り巻く環境は、高齢化の進行、健康意識の高まり、デジタル技術を活用した商品・サービスの拡大等により急速に変化しています。
昨年はこのような中、日本のみならずアジア各国・地域の社会やお客様から必要とされ、より進化することを目指して、2030年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げました。
ライオングループは、この経営ビジョンのもと、商品やサービスを通じて、日々の生活の習慣を、もっとさりげなく、楽しく、前向きなものへ“リ・デザイン”することで、一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」を実現して、未来のWell-Beingな社会創りに貢献していきます。それこそがライオンのDNAであり、ライオンらしいSDGs(持続可能な開発目標)の実現につながると考えています。
また、その実現を確実に進めるために、2018年から3ヵ年の「LIVE計画(LION Value Evolution Plan)」をスタートさせました。この実行を通じて、さらに事業の成長を加速させるとともに、2030年を見据えた新たな成長エンジンを創出し、サステナブルな経営を進めることが重要であると考えています。
このため、2019年1月から、トップマネジメントを会長(CEO)と社長(COO)の2名体制としました。
会長の役割としては、最高経営責任者としてグループ全体の経営を統括するとともに、中長期視点で社会と事業のサステナブルな価値創造につながる新たな成長エンジンを創出してまいります。社長の役割としては、業務執行全般を担当し、既存事業の成長、サステナビリティへの取り組みを、より加速させ、高いレベルに進化させていきます。
この“両利きの経営”を徹底させることで、社会からの期待に応え続け、企業価値のさらなる向上をはかってまいります。

“生活習慣のリ・デザイン”でWell-Beingな未来へ

リ・デザイン ReDesign

経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の「次世代ヘルスケア」とは「心と身体の両面における健康な状態の実現」に貢献するという価値提供の方向性を表しています。
商品やサービスを通じて世界の人々が日々の暮らしを、明るく快適に過ごすことができる社会にサステナブルに貢献し続けること、それこそがライオングループの使命と考えています。
ライオングループは、その実現に向けて、事業と連動した“人々の暮らしの中の生活習慣”に働きかけていきます。毎日の歯みがき、手洗い、洗濯などの生活習慣は、肉体的な健康維持の重要な要素であるとともに、生活にリズムを与えて明るく楽しいものにしていく精神的な充足や、サステナブルな地球環境保全につながる重要な要素でもあります。こうした生活習慣を商品やサービスを通じて、もっと気軽で楽しく前向きなものへ変えていくことによって、より上質な体験に変えていこうというのがライオングループの想いです。これを“生活習慣のリ・デザイン”とよんでいます。
さまざまなテクノロジーやサービス、ステークホルダーとの新結合や異結合によって一人ひとりの「心と身体のヘルスケア」を実現するための“生活習慣のリ・デザイン”を進め、日本のみならず、グローバルに展開することで、人々の「Well-Beingな毎日」や「サステナブルな社会の実現」に貢献していきたいと考えています。

LIVE計画での取り組み

当社は、2018年から2020年までの中期経営計画であるLIVE計画とサステナビリティ重要課題・目標を連動して推進しています。
その初年度となる2018年は、社会からの期待に応えるべく、さまざまな取り組みを進めてまいりました。

2020年サステナビリティ重要課題・目標の推進

LIVE計画初年度の振り返り

最重点分野のオーラルケア事業は、「予防歯科」の普及による健康な生活習慣づくりに取り組みました。
公益財団法人「ライオン歯科衛生研究所」を通じたライフステージ別の口腔保健活動、行政との取り組みを進めた他、最新の技術を活用した口臭ケアサポートアプリや唾液検査システム等、商品・サービスの提供にも挑戦しました。海外においても国別の事情に合った商品・サービスの提供と普及活動を一体化して予防歯科の定着を推進しました。
環境分野では「脱炭素社会」、「資源循環型社会」の実現を目指し、新環境目標「LION Eco Challenge 2050」の策定に取り組み、ここに発表しました。サステナブルな地球環境の実現という未来を見据えた高い目標に取り組みます。
また、経営を支える従業員の働き方の“リ・デザイン”にも取り組みました。変革のダイナミズムを創出するためには、従業員一人ひとりが高いモチベーションを持ち、自ら新しい価値を生み出すことが重要です。単に働き方を変えるのではなく、「ReDesign FORUM」の開催など、人材育成やダイバーシティ等のさまざまな切り口から“働きがい”に繋がる取り組みを進めました。これからも継続し、確かな成果に繋げてまいります。

* 「予防歯科」:むし歯などになってから治療するのではなく、なる前の「予防」を大切にする考え方。

LIVE計画達成に向けて

2019年のキーワードは経営のさらなる「スピードアップ」です。その実現に向けて「感度・判断・業務推進」の3つの視点で国内外の改革を推進します。社会環境の変化に対して、リスクやチャンスの芽を早く察知する感度、それに対応する意思決定の早さ、そして行動する際の業務推進そのもののスピード、それぞれに一段高いレベルを目指します。
継続的な事業成長を実現するために、利益ある成長のスピードアップを加速するとともに、社会課題解決にスピードをもって取り組んでLIVE計画を達成し、経営ビジョンの実現を目指します。

サステナブルな経営を目指して

ライオングループは2009年に、持続可能な成長を実現する世界的な枠組みである「国連グローバル・コンパクト」への支持を表明しました。社会的責任の国際規格「ISO26000」に示された社会からの要請や、SDGsなどの社会全体の課題を理解したうえで、経営課題とすり合わせ、サステナビリティ重要課題を特定し、海外グループも含めたライオングループ全体で中期目標を設定し、取り組みを進めております。
より強固な経営基盤を目指したESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みに加え、社会・事業の共通価値の創造を目指したCSV にも積極的に取り組み、機会創出につなげています。このような取り組みが評価され、国内外のさまざまなESGインデックスにも選定いただいています。

また、2019年1月からは従来の「CSV推進会議」と「環境保全推進委員会」を統合して「サステナビリティ推進会議」を設けました。
社長を含む業務執行取締役全員と関連部門を構成メンバーとし、従前より高いレイヤーでのスピード感ある審議・推進を行う体制を整備しました。
「サステナビリティ推進会議」においては、当社のサステナビリティ重要課題の目標進捗管理を行うことはもとより、社会価値・事業価値双方の創出につながる中長期のCSV推進戦略の策定・推進およびその基盤となる環境戦略の策定と推進、実行状況のモニタリングを行い、長期視点の経営を進めていきます。

今後もSDGsの達成や、サステナブルな社会への貢献に向けて、ESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組み強化をはかるとともに、グローバルで、事業を通じた社会との共通価値の創出を進め、社会からの期待に応えられる信頼性の高い企業となるよう、企業価値の一層の向上に努めてまいります。

* CSV(Creating Shared Value):社会と事業の共通価値の創造

代表取締役 会長

濱 逸夫

代表取締役 社長執行役員

掬川 正純

ライオン サステナビリティ レポート2019

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