研究活動:基盤技術研究
香料に関する技術
香りは、日常生活を健康で豊かなものにします。
食べ物の美味しさ、気分を快適にする働きだけではなく、悪臭によって危険を察知する機能も果たします。
ライオンでは、1000種類以上の香りを嗅ぎ分ける香料技術の専門家が、最新技術を駆使して、豊かな生活を送るために日々研究を行っています。
創香技術
100年以上の歴史を持つライオンの歯磨きは、品質の良いミントにこだわり、
コンセプトやターゲットにあわせて香味設計をします。
味と香りのバランスは、熟練の技術を引継ぎながら、科学的なアプローチと
アートを融合した成果です。
評価技術
生活者視点で製品カテゴリーごとに細かく評価法を設定し、製品設計をします。
★良い香りの探求:
生活者の香りの嗜好性を把握し、常に新しい香りを提案するため、ライオンでは
香りのトレンド研究を20年以上継続しています。
★臭気課題への挑戦:
生活者のライフスタイル変化に伴い、機器分析と官能評価を駆使した ニオイケア技術に取り組んでいます。
感性研究
五感は、感覚間相互作用があるため、嗅覚を刺激することによって、
他の感覚にも影響を及ぼします。
ライオンはクロスモーダル研究を20年以上継続しており、嗅覚と味覚はもちろん、触覚、聴覚、視覚との影響を研究し、学会でその成果を報告しています。
研究事例紹介
研究実績(香料に関する技術)
2021年
-
衣料用柔軟剤の香りの嗜好性に関わる脳活動の解析
- 2021年度 日本味と匂学会 第55回大会
- 2021/10/19-10/21
- 斎藤 快
2020年
-
高濃度界面活性剤中の香料の抽出・分析方法
- 第64回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会
- 2020/10/24-10/26
- 澤田 奎太